「これぞ、まさに正統派の忠臣蔵」赤穂浪士(1961) プリズナー No.6さんの映画レビュー(感想・評価)
これぞ、まさに正統派の忠臣蔵
言わずとしれた“忠臣蔵”の定番ストーリーの映画化。
この年齢になってみると、浅野内匠頭がなんとも青い正義漢を振りかざしたばかりに赤穂藩はお取り潰しにあったわけで、序盤の脇坂淡路守のアドバイスに従って賄賂を贈っていれば…と思うと、この事件の原因はいじわる爺さんのような吉良上野介と同時に短気だった内匠頭にあったような。
でも東映オールスターで描かれる忠臣蔵は様々なエピソードを取捨選択しながらある程度はすっ飛ばしつつ(笑)、上手く2時間半にまとめてあり、松田定次監督の手腕はお見事。
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