劇場公開日 1994年12月4日

「こちらの作品は感情移入できた。」美少女戦士セーラームーン S にんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5こちらの作品は感情移入できた。

2022年9月7日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ネトフリで鑑賞。
映像がきれいになった最近のセーラームーンはきれいではあるものの、感情移入があまりできないでいた。
かといって「ザ、初期」の映画もいろいろ古すぎて気になって感情移入がしにくかった。

こちらの作品はルナの気持ちに沿って展開があり、純粋に感情移入ができた。
ルナを主体として気持ちが入り込みやすい、わかりやすい構図になっていたと思う。

セーラー戦士の変身、攻撃、それぞれきちんと入っており、こちらも楽しめた。
ウラヌスネプチューンプルートの変身シーンが今見ても好きいいい、音楽もとてもいい。
個人的にはプルートの攻撃が大人っぽくてすごく好き。

タキシード仮面様の登場シーンは当時笑いを取るためにこんな感じにしたのか、はたまた真剣にかっこいいと思ってあの演出なのか、そういうのがイイネ!とされた時代なのか、真相は謎である。もはや次の映画の登場シーンが楽しみでもある。

昔漫画で原作を読んだけど竹内直子先生のロマンテテイスト全開な話だなと子供ながらに思ってた(小学生の自分にはちょっと恥ずかしさがあった)映画は程よく見ることができた。自分が年齢を重ねたというのもあるのかな。
エンディングも懲りすぎずによかったと思う。
こういう後ろ姿だけのエンディングは当時よくあったな~と懐かしい気持ちになる。

にん