ドラゴンボールZ 最強への道のレビュー・感想・評価

今作『ドラゴンボール 最強への道』は、『ドラゴンボール 魔訶不思議大冒険』（1988年公開）のリメイクのような内容です。ちなみにタイトルに"Ｚ"が付きませんので、このサイト（映画コム）の間違いです。

悟空とブルマが出会ったあと早速ウーロンと出会い、ヤムチャ登場、雪国のハッチャン、海の亀仙人、とテンポ良く続き、間髪入れずにレッドリボン軍に皆が連れて行かれます。
ペンギン村やアラレちゃんは登場せず、赤色の巨大ロボとハッチャンの対決からの悟空の怒りの勝利。そして神龍に願うのは悟空なのでありました。サクサクっとエンディングです。
今作は、スケベな描写にチカラが入っていました。

タイトルは「ドラゴンボール 最強への道」の誤りまっしょうか。内容はリサイクル品で、次々にキャラが出てくる前半は鳥山明らしいエロもあり良かったですが、後半はつまらなく感じました。序盤は「この道わが旅」(ドラクエ2)の最初のフレーズのような曲が、繰り返し流れて気になりました。亀仙人の声優(愛川欽也)が似てなさすぎます。

ドラゴンボール初期のリメイク版。
ブルマとの出会いから、レッドリボン軍との戦い。基本的な流れは組んでいるが、別物を観てる感じ。
違和感を抱きつつも、悟空は幼いのに強すぎました（笑）

小学生には過激なエロが多めです。
家族で観るべきではありません。

初期DBのリメイクなので原作を知らない人にオススメ。
絵も綺麗だし、音楽も良い。
ストーリーはだいぶ削っているが、その分テンポよく話が進むので中だるみを感じず好印象だった。

悟空とブルマの出会いから、レッドリボン軍との戦いまでの原作冒頭部分を劇場版用に再編集した渾身作。
時間の制約上原作とは一部内容の異なる部分もあるが、基本の展開は同じで、テンポが非常に良いので上映時間の80分より体感時間は長く感じられる。
また作画が非常に緻密で、動きも自然。アクションシーンの悟空の傍若無人っぷりも見ていてスカッ！とする。個人的にはスタジオジブリが製作に一枚噛んでいるのがやや嬉しいポイント。
少年悟空期のコメディ要素とハートフルなストーリーに終始感動。ラスト少し泣ける。