七つの顔のレビュー・感想・評価
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七つの顔を持つ男
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多羅尾伴内シリーズ第1作。
Amazon Prime Videoで鑑賞。
原案(謎の家)は未読。
私の父が大好きなこのシリーズ、初鑑賞でした。
製作年を見てびっくり。1946年の日本でつくられたとは思えない、当時のハリウッド映画のような娯楽作でした。
タイトルの示す通り、私立探偵・多羅尾伴内が七つの顔を駆使して難事件の謎解きに挑む様が大変面白かったです。
時には情報収集のため、時には犯人を揺さぶるために、巧みに変装して八面六臂に活躍する多羅尾伴内。観る側は多羅尾伴内だと分かっていても、劇中の相手は全然気づかない(笑)。
時代劇スター・片岡千恵蔵氏が現代劇でも魅力的な佇まいを披露していて、これこそまさに七変化だな、と…。変装の際の人物の演じ分けが上手過ぎるなと思いました。
多羅尾伴内がその意外な正体を明かすクライマックスは、銃撃戦やカーチェイスもあってハラハラ・ドキドキの連続!
最後の去り際まで、カッコ良かったです。
※修正(2024/06/20)
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