少年探偵団 透明怪人
劇場公開日:1958年2月25日
解説
江戸川乱歩の原作を「素っ飛び笠」の小川正が脚色、「ジェット機出動 第101航空基地」の小林恒夫が監督、「母つばめ」の藤井静が撮影した探偵劇。主演は「緋ざくら大名」の波島進、「江戸の名物男 一心太助」の中原ひとみ、「日日の背信」の伊藤雄之助。ほかに山手弘、小畑やすし、小宮光江、外野村晋などが出演している。
1958年製作/51分/日本
原題または英題:Invisible Man
劇場公開日:1958年2月25日
ストーリー
放射能によって透明人間を創り出す発明が完成したとき、二十面相が現れ、その発明者を完全な透明人間にしてしまった。二十面相は少年探偵団、明智や団員を全部透明人間にしてみせるとうそぶいて姿を消した。街の宝石店の前に、透間人間が現れたのを団員たちは目撃した。何を狙っているのか?各宝石店に張りこんでいた団員たちの眼前に、無人運転の車が止り、骸骨が現れ、焼ビルの地下室に消えた。少年達をからかっているようだ。島田少年の姉あき子が明智あての小包を、道で見知らぬ男に頼まれて持ってきた。それは二十面相の企んだ時限爆弾だった。明智の明察でことなきを得た。警視庁は二十面相が透明人間を使って国宝的宝石を狙っているのを知った。二十面相は島田邸に現れ、圭一郎、島田少年、あき子をおどし、島田家の秘宝エジプトの王冠をそのうちいただこうと言って消えた。原子力委員会の席上、圭一郎は王冠が世界制覇の象徴であり、エジプト国王からウラン鉱と交換に返還を求められているものだということを説明した。二十面相はその夜九時にそれを頂くと、通告してきた。取材に来た黒田記者と光枝がタクシーに乗ると、透明人間が運転している。--黒田らは監禁され、黒田の洋服を着た二十面相は島田邸の密室の金庫の前で、ゆうゆうと、そのダイヤルの数字を調べた。--九時。島田邸を取り囲んで警官達は島田少年の愛犬デインが吠えるのを聞いた。扉が音もなく開き、何も見えない。透明人間はエジプトの王冠を盗むと、不敵な笑声を残して去った。大友、篠崎の二少年は二十相面の靴跡をたどっていた。下水道の中まで追って行った時、二十面相の仕組んだ罠か、水が刻々と増してきたのだ……。
スタッフ・キャスト
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明智小五郎波島進
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マリ子中原ひとみ
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怪人二十面相(ガイコツの男)伊藤雄之助
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怪人二十面相(黒マントの男)伊藤雄之助
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怪人二十面相(透明人間)伊藤雄之助
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怪人二十面相(タクシーの運転手)伊藤雄之助
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小林少年山手弘
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大友少年福島卓
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篠崎少年加地敏仁
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島田少年小畑やすし
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小泉少年小森甲二
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木下少年佐野伸一
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米川編集長小西得郎
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黒田高木二朗
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光枝小宮光江
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児玉岡野耕作
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中村捜査課長神田隆
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刊事A外野村晋
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島田あき子光岡早苗
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島田圭一郎宇佐美淳也
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若い女井本美恵子
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紳士沢彰謙
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せむしの乞食滝謙太郎
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委員長明石潮
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島田夫人風見章子
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女車掌鈴木暁子
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少年探偵団員持田光郎
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少年探偵団員竹本善彦
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少年探偵団員中谷精一
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少年探偵団員田中深雪
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少年探偵団員鈴木吉映
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鑑識課係官田川恒夫
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警視庁放送室員南川直
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新聞記者片山滉
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洗濯屋植松鉄男
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警官轟謙二