「チャンバラ・コミック・ミュージカル」猿飛佐助 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
チャンバラ・コミック・ミュージカル
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猿飛佐助は真田十勇士の筆頭の甲賀忍者、明治時代の講談本で人気を博し小説や漫画でも有名になり子供たちに大人気の戦国ヒーローでした。
映画も多く作られましたが本作はその草分け的作品、モノクロ、スタンダードサイズです。話は名を成す以前、真田家に仕える前の修業時代が中心です。
主役のフランキー堺さんはジャズドラマーでコメディアン、「幕末太陽傳(1957)」でブルーリボン賞主演男優賞をとるなど当時の人気俳優です。
落語をモチーフにした幕末太陽傳が面白かったので本作も観てみましたが、ちょっと外れを引いた感じです、時代劇なのにチャーミングとかロマンティックという場違いのセリフ、唐突に入る歌や踊りのミュージカル仕立て、チャンバラシーンもスローな振り付け、殺陣なのもおふざけが過ぎていましょう・・。喜劇ではありますが全く笑えないのはセンスの古さなんでしょうかね。
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