おゆきさん

劇場公開日

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解説

原作・塩田良平の同名小説を「私、違っているかしら」の倉本聰が脚色、鍛冶昇が第一回監督する純情メロドラマ。撮影は「星のフラメンコ」の藤岡粂信。

1966年製作/79分/日本
原題:Oyuki
配給:日活

ストーリー

平山家に新しいお手伝いさんとして祐紀子がやって来たた。大学教授の良吉、妻正子、娘洋子の三人家族で、祐紀子は“おゆきさん”としてかわいがられた。おゆきは両親を小さい時に亡くし、おばさんに育てられた。そんなおゆきに良吉は娘同様の愛情を注ぐのだったが、おゆきのボーイ・フレンドの、運転手の碌ちゃんには余りいい顔をしなかった。良吉の大学の学生の間にも、おゆきは人気があり、ほんとうの平山家の一員にさえみえるこの頃であった。そんな頃、洋子と木所の結婚話が持上った。良吉はこの話に大反対であった。娘洋子が勝手に恋人を作り、結婚の時まで黙っていて、その時に相談という型で話を持ってきても知らんというのである。だが、二人の結婚話はとんとんと進んだ。おゆきも両家の仲だちに一所懸命につくした。そんなおゆきに、洋子は感謝し、おゆきが毎週欠かさずみているTV番組のクイズに、出場者として申し込みをしてやるのだった。或る朝、良吉が学校へ出ると、良吉とおゆきのことが、大学内で艶種となっていた。かたぶつの良吉はものすごく怒った。洋子は傑作だと言って笑ったが、正子は近所の噂を心配した。洋子の結婚式が近づいてきた。良吉は結婚式には出ないと言い出し周囲を慌てさせた。これもおゆきが、良吉を説きふせたのだが、これは、おゆきが平山家にわが家のように口出しし過ぎると言って良吉に殴られるおまけまでついた。洋子の結婚式の当日は、おゆきのTVのゴールデンクイズの日と重なってしまった。おゆきは一週を勝ち残った。洋子が嫁に行き、おゆきはおばの家に戻った。正子と二人になって良吉とのスキャンダルを心配したのだ。おゆきは毎週のTVに大奮闘した。学生たちは参考書を送ったりして声援をおくった。中でも良吉の直弟子川田は大変なものだった。おゆきにつきっ切りで世話を焼いた。そして、おゆきは平山家に帰るべきだと、嫁に行った洋子まで連れだし、おゆきを説いた。おゆきは平山家に戻った。川田はおゆきに求婚し、良吉に頼んだ。良吉も川田の熱心さに苦笑するのみだった。クイズ最後の週がやって来た。おゆきは見事それを乗り越え、賞金百万円を獲得した。やがて川田とおゆきの結婚式の日がやって来た。良吉は快くおゆきを娘として出してやるのだった。

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