続・チャッカリ夫人とウッカリ夫人

劇場公開日:

解説

柴田万三の企画で、「恋の蘭燈」の佐藤一郎が製作に当たっている。前編と同じく原作はラジオ東京放送台本で、神谷量平の脚色、渡辺邦男の監督、渡辺孝の撮影も、前編「チャッカリ夫人とウッカリ夫人」と同様である。続編には茶刈夫人として「郷愁」の轟夕起子が登場、暁テル子、宮川玲子などが前編に見られない顔ぶれである。

1952年製作/81分/日本
劇場公開日:1952年7月10日

ストーリー

旭ヶ丘住宅地の茶刈家と迂刈家へ最近それぞれ居候が舞い込んだ。茶刈家へは夫人の同窓でノド自慢狂の賀刈良子、迂刈家へは夫君の後輩で関取志願の高橋頑鐵という男である。両家で持て余していた両居候も、旭ヶ丘納涼大会では、賀刈嬢がノド自慢で一等を取れば頑鐵君が飛び入り相撲で優勝、という風に大いに両家の名を上げ、茶刈家びいきのコロッケ屋の親爺と迂刈家びいきの床屋の主人まで鼻を高くするありさまであった。納涼大会の相撲ですっかり腰が立たなくなった両夫君に代わって、翌日茶刈夫人と迂刈夫人とで両居候のため就職運動に出かけたのがみごと功を奏して、サンライズオレンヂ会社の鎌倉の夏期売店で、賀刈嬢が宣伝係に、頑鐵君が用心棒に採用されたばかりでなく、茶刈、迂刈両夫妻が、その主任に選ばれた。その前夜祭、肝心の歌手がいないという騒ぎになった時、茶刈、迂刈の両夫人が颯爽と登場して大いに歌いまくり、大喝采を博した。両夫君は改めて自分の妻君を見直した。

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