台風息子 冒険旅行

劇場公開日:

解説

台風息子シリーズの第五話。「風流深川唄」の笠原和夫と、「生き抜いた十六年 最後の日本兵」の甲斐久尊がそれぞれ摂津茂和の原作を脚色し、「決斗の谷」のコンビ鈴木敏郎が監督し、内田安夫が撮影した。

1961年製作/51分/日本
配給:ニュー東映
劇場公開日:1961年8月13日

ストーリー

ハリケンこと草上照彦、スウパーこと山本鉄雄、ホラ策こと明智一策は、ハリケン・トリオと呼ばれる学内での人気者だ。ある日、照彦とホラ策が、学校の屋上からロープを使って教室に入ろうとして失敗した。校長に呼ばれた二人は、夏休みに日本縦断旅行のプランを立てその実験をしたとホラを吹いた。が、彼らは旅行を決行しなければならないハメになった。旅費と車を苦面するため、母子サービス社というオムツの洗濯屋でアルバイトをした。ホラ策の叔父さんが中古車をくれた。仲良しグループの妙子、頼子、瑞枝が同行することになった。一行六人は東京を出発した。が、スウパーが全財産を忘れて無一文の野宿旅行、大熊が現われる始末で、翌朝三人は姿を消していた。くさる彼らの目前を一台の高級車が人を轢いて逃げていった。追跡するがハリケン号では歯が立たなかった。三人組はようやく軽井沢に着いた。妙子たちがいた。彼らは仲直りした。照彦とホラ策はホテルの前に置かれた見覚えのある轢き逃げの車を見つけた。乱闘の末、車の持主のグレン隊一味を警察に引渡した。

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