西遊記（1960）のレビュー・感想・評価

多分、封切りで見に行ったと思う。いや、松戸だったので、封切りではないか。いずれにしても、横に長い画面だと記憶する。また、白黒テレビでも、見たが、動きが半減するので、面白いとは思わなかった。兎に角、ミュージカルとか、映画音楽ガ好きになった映画の先駆と、僕の中では位置づけている。映画の中に色々な種類の音楽が登場して、しかも、当時のアイドル的歌手のダークダックスのコーラスが聞けるなんて、夢の様な映画だった。やはり、手塚治虫先生の力が大きいと僕は思う。この５年後に『悟空の大冒険』が『鉄腕アトム』のあと番組で始まる。あの頃は良かったって事か。年取ったな。

東映まんがまつりの作品だったと思うが
シネマスコープの作品なのに妙に引いたシーンが多いから人物が小さかった記憶がある。
八戒はエロ豚だし、沙悟浄は悪人ヅラだしで悟空に目がいくのだが、悪役の部下である少年？の姿がやけに印象に残った。

西遊記の体は整っており、妖怪もインパクトある。