危険な誘惑

劇場公開日:

解説

葉山浩三と葭原幸造の共同脚本を、「十代の曲り角」の小林悟が監督した犯罪ドラマ。撮影は「明治大帝と乃木将軍」の岡戸嘉外。

1960年製作/70分/日本
配給:新東宝
劇場公開日:1960年1月23日

ストーリー

芦の湖畔のある別荘で、ハイティーンたちが狂奔していた。その仲間から離れて散歩していた葉子は、画家佐原の車にはねとばされ、意識不明となった。気がついた時には、佐原に迫られていた。と、葉子を探していた仲間が現われ危機を脱した。仲間の一人澄江は佐原と肉体関係があった。白百合服装学校長の息子譲治は、前々から葉子を狙っていた。が、なかなか葉子を手に入れることはできない。葉子はハンドバッグの中から譲治の写真が出、澄江をはじめ皆からからかわれた。譲治を呼び出しなじったが、真剣に言い寄る譲治の胸に抱かれた。佐原がやって来て、葉子に数枚の写真を見せた。林の中で譲治と抱き合っている写真だった。佐原は、葉子の過去の汚点も知っていると脅迫した。葉子は厚生施設にいたことがあったのである。佐原は諦めた葉子の体に手を廻した。そこへ、譲治が駈けつけ、彼は誤まって佐原を殺した。譲治は死体を湖中に沈めた。岸辺に着くと澄江が立っていた。譲治は彼女をボートに乗せ、突き落した。--全日本下着ショー・コンクール。アナウンスが、次は葉子のデザインで、モデルは澄江だと放送した。ライトを浴びて現われた澄江の姿を見て、譲治は恐怖におののき逃げ出した。葉子は警官に交って追いかけた。その腹には譲治の子が宿っていたのだ。

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