天下の快男児 万年太郎
劇場公開日:1960年1月15日
解説
源氏鶏太の原作を、「旅情」の舟橋和郎が脚色し、「高度7000米 恐怖の四時間」の小林恒夫が監督した明朗サラリーマンもの。撮影は「ふたりの休日」の飯村雅彦。
1960年製作/118分/日本
配給:東映
劇場公開日:1960年1月15日
ストーリー
ヴィナス化粧品本舗に勤める万年太郎が、九州支社から東京本社へ転勤して来た。後輩の増田と、若子が東京駅に出迎えた。若子は社内一の美人である。その彼女が、たまたま寄ったとんかつ屋“風流”で、宣伝課長の村田にからまれながらこれを撃退した太郎を見、太郎が好きになった。村田は若子に色目をつかう中でも、最も執拗な自信家だったのだ。この喧嘩の噂は、たちまち会社全体に拡がった。太郎の評判は極悪人のようなものだ。若子は怒って、太郎を自分の家に下宿させることにした。九州から金魚という芸者が太郎を追って上京した。彼女は村田の計略にひっかかり、社長室で太郎への恋慕をご披露してしまった。太郎は社長からどなられ、若子を怒らせた。くさった彼は“風流”で酩酊した。と、“風流”の一人娘多美子が太郎にマイり、下宿先までついて来て、接吻を送る始末である。しかし、太郎は人気モデルのミス・チェリーの専属契約に成功し、男をあげた。おさまらないのは村田課長とその一派、グレン隊をそそのかして、ミス・チェリーのテレビ出演当日、彼女の顔を斬ろうと企んだ。だが、片捧をかついでいた良子がめざめ、すべてを太郎に告げた。太郎はテレビスタジオに駈けつけ、グレン隊一味をKOした。--村田は会社にとっては大顧客の息子なので、会社は喧嘩両成敗とし、村田を勤務変え、太郎を北海道支社へ転勤させることになった。駅頭のはなやかな見送りの中に、どうしたことか若子だけが見えなかった。淋しげな太郎を乗せて汽車は出た。と、「私も北海道へ行くの」と若子が肩をたたいた。
スタッフ・キャスト
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万年太郎高倉健
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若原若子山東昭子
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若原俊介中村是好
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若原文子吉川満子
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若原大助有光洋二
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社長小川虎之助
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青山伊藤雄之助
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杉山加藤嘉
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片山花沢徳衛
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村田勇吉大村文武
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小泉潮健児
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吉野杉義一
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成田大東良
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花島良子小宮光江
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増田善吉今井俊二
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古瀬岩城力
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原田久子小林裕子
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吉川節子春丘典子
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大野蘭子故里やよい
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八杉桃子八代万智子
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重役A曽根秀介
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工場長滝謙太郎
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近藤治子光岡早苗
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金魚楠トシエ
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多美子佐久間良子
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T氏トニー谷
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グラマー嬢奈良あけみ
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肥えた婦人岡村文子
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女将風見章子
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白バイ警官南廣
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看守萩原満
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野山花子久保菜穂子
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野山鶴子三浦光子
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マメ星美智子
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風流の親爺岸井明
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中年のマダム山本緑
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堀内須藤健
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川瀬堀雄二
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キャバレーの女醍醐都子
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若者A関山耕司
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若者B滝島孝二
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丸根久造神田隆
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花井高田博
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サブ片山滉
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マア公豊野弥八郎
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フロマネ梅宮辰夫
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踊り花柳万利助
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歌手ザ・ピーナッツ