喜劇 ニューヨーク帰りの田舎ッペ

劇場公開日

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解説

「喜劇 東京の田舎っぺ」のコンビの若井基成がシナリオを執筆し、千野皓司が監督した“田舎ッペ”シリーズ第二作目。撮影は「東京ナイト」の小栗準之助。

1967年製作/87分/日本
原題:The Great Con Game
配給:日活

ストーリー

一台も売ったことのないベッドのセールスマン圭太は、自分で買った自社のベッドの懸賞に当選して、アメリカ旅行に出かけたまでは良かったが、帰国早々、馘になってしまった。社員にあるまじき行為という理由だった。失意の圭太は、ひょんなことで風呂屋の娘あきと知りあい、当分そこで働くことにした。アメリカ帰りと威張ってみても、英語を話せない圭太にいい職は見つからなかったのだ。そんな時、圭太は倒産寸前の玩具会社の社長桂が酔いつぶれているのを見て家に送り届けたが、桂の娘が、アメリカから帰る途中に機中で世話になったスチュワーデスの郁子と知って驚いた。郁子は圭太にとって憧れの女性だった。ある日、圭太にアメリカから一通の英文の手紙が来た。英語塾を開いている二世の黒川に読んでもらったところ、圭太がニューヨークで親切にした老婆ミセス・ケネディが亡くなり、彼女が五十万ドルの遺産を圭太に残した、という弁護士からの手紙だった。五十万ドルといえば日本円にして、一億八千万円である。圭太は目をまわしてしまった。間もなく届いた金を風呂敷に包んで持ち歩く圭太を、銀行員や保険の勧誘員が追い回した。しかし、圭太は桂にその金を貸して会社を立直らせ、そして桂が金を返した時、圭太は五十万ドルをアメリカに送り返してしまった。それを最も喜んだのはあきだった。あきは圭太を愛し、圭太が大金を握って素朴な心を失っていくのを心配していたのだった。一方、立ち直った桂は、ベッドの製造を始めることにし、圭太を雇うことになった。再びベッドのセールスマンに戻った圭太は、郁子にフィアンセがいると知ってガッカリしたものの、初めて一台のベッドが売れた時、真っ先に、あきに報告したのだった。

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