大阪ど根性物語 どえらい奴のレビュー・感想・評価

脚本が。
世界一の脚本家とか日本一の脚本家とか色々と言われる人がいるけど 鈴木則文 こそが世界一の大衆 脚本家だと思う。 どうしてこう 次から次へと 面白い 脚本が書けるのか？ 天才だからだろう。特に終盤の負けてたまるかっていうところは心 打つものがあって私は一生忘れないだろうと思う
藤田まことと長門裕之のコンビネーションが何とも言えずよかった。いかにもキャラが真反対といった感じの2人が1つの映画で融合している。そして藤純子・・なんて可愛いんだろう。
音楽の使い方がなんというか、大げさすぎるというか わざと大げさにやってる感じで、そこにこの時代のこの監督のまだ完成しきってないというか 自分の目指す「面白さ」の 模索中なものを感じた
多分 古い町の風景なんかは映画が撮影された当時の そのままだと思うがちょうどこの頃には まだその頃のものが残っていたのだろう。 貴重な フィルムだと思う