網走番外地のレビュー・感想・評価
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シリーズ第一弾‼️
健さん全盛期の大人気シリーズの第一弾‼️同時期に「日本侠客伝」「昭和残俠伝」も掛け持ちして大忙しだった健さんのシリーズの中では、私はこの「網走番外地」が一番好きでした‼️網走刑務所で服役中の健さんは仲間から脱獄しようと誘われる。気が進まない健さんだが、成り行きで脱走することに。しかも手錠で繋がれたまま。そんな健さんを追うのが丹波哲郎・・・‼️というわけで、明らかにネタ元は「手錠のまゝの脱獄」‼️従来の任侠映画のテイストを踏まえつつ、線路で手錠を切断するシーンも印象深いし、健さんと丹波哲郎さんによるダイナミックなトロッコ・チェイスなどのアクション・シーンの切れ味も素晴らしい‼️健さんのキャラも流れ者のガンマンみたいだし、大雪原のロケーションも白一色でホントに美しいし、作品全体としてアメリカのギャング映画や西部劇に近くて、颯爽としてスカッとした後味ですね‼️
かっこいい
とは思うが。
高倉健さんの追悼雑誌に、ごぞってまずは網走番外地と書いてあり、かなりの期待を持って鑑賞。
歌や映像の古さはもちろん織り込み済みだが、監獄内のいざこざ、トロッコでのチェイス、保護司との関係性。どれも興味深いのだが、最後の終わり方が、、、。次に続くとつながるのだろうか。次を見てからレビューすべきだったか。みなさんがこぞって称賛するのがちょっと、、、理解できてない自分が残念。
おっかさん…
極悪非道の権田の一言で、そんな変わるかなぁと。ここが一本気、高倉健演じる橘の不器用なところなんだけど。保護司である妻木の懐の大きさの方がはるかに格好良い。出所まで一ヶ月というのに妹も散々心配させおいて、あっさり全快したって、まあめでたしだけど、何とかならないのものかなと。鬼寅の啖呵シーン、トロッコチェイスのシーン、線路に横たわり列車で手錠を切断するシーンは見どころ。
恋しき母よ妹よ…雪原の大脱獄!
"網走番外地" シリーズ第1作。
日本映画専門CHで2回目の鑑賞(4Kデジタルリマスター版)。
高倉健の代表作、DVDとは比べものにならない高画質での鑑賞は感無量だった。鮮やかなモノクロに惚れ惚れした。
義理に厚いヤクザ者・橘真一を高倉健が好演。義父との関係が上手く行かず、極道に足を踏み入れたと云う背景を持つ。
実は母と妹を想う優しい男である人物造形は任侠物のテンプレとは言え、高倉健が演じると奥行きが出るから不思議だ。
同房囚人の脱獄に巻き込まれ、雪原を逃走する羽目に。疾走するトロッコ列車でのチェイスや、機関車に手錠の鎖を轢かせて切断する場面のドキドキを煽るカット割りが見事だった。
ラストシーンが少し呆気無かった気がするが、ドラマとアクションがバランス良く配分されたストーリーは、今もって全く色褪せぬ素晴らしさを持っている。シリーズ化も納得だ。
[余談]
嵐寛寿郎の気迫が凄まじい。「ナメていた爺さんが実はヤバいやつ」パターンの元祖かもしれない。迫力がすごかった。
※修正(2025/05/25)
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