劇場公開日 1964年12月5日

「東映・警視庁物語シリーズ最終話」警視庁物語 行方不明 papatyanさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0東映・警視庁物語シリーズ最終話

2022年7月8日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

学歴がものをいう現代社会が生んだ恐るべき犯罪。「警視庁物語 行方不明」は、東映東京撮影所製作・警視庁物語シリーズ全24話の最終話。脚本は警視庁鑑識課に勤務していたした長谷川公之のオリジナル。監督は前作「警視庁物語 自供」の小西通雄。
夜残業をしていた技師、小山(中野誠也)、松井の二人が、突然行方不明になった。現場から血液反応が認められたため、警視庁捜査一課が出動する。皮革工場の濃硫酸の液体タンクの中に被害者が・・・という不気味な展開。刑事グループのチームワーク、ゲスト俳優の名演、昭和時代の懐かしい情景。新人監督の登竜門と言われた警視庁物語シリーズの魅力的な作品群は、最終作まで楽しめます。

警視庁物語全24話で、出演回数が多い俳優をチェックしました。
・24回:堀雄二、神田隆、山本麟一(刑事役24回で皆勤賞)
・23回:花沢徳衛(刑事役22回、もぐりの医者役1回)
・22回:須藤健(刑事役18回、その他4回)
・11回:南廣(刑事役11回)
・10回:今井俊二(刑事役4回、その他6回 後に今井健二に改名)
別途、15回:片山滉(鑑識職員で15回出演)

papatyan