寝言泥棒
劇場公開日:1964年2月16日
解説
赤穂春雄の原作を、椎名利夫と「落第生とお嬢さん」の渡辺臣蔵が共同で脚色、「ばりかん親分」の堀内真直が監督した喜劇、撮影もコンビの加藤正幸。
1964年製作/80分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1964年2月16日
ストーリー
春日道夫は毎朝新聞の若い記者。ある企画の取材で知りあった、美人エアー・ホステスの沢村真知子と、見事、結婚にゴールイン。春日の同僚達は、あんな奴に、真知子さんのような才媛で美人で金持の娘が来たのは彼女に何か重大な欠陥があるからだろうと噂しあった。真知子の誕生日を祝う為と称して新婚家庭を訪れた友人達は、そこで意外にも真知子のお色気あふれる寝言を盗み聞きした。普段、どちらかと言えば男まさりで喧嘩も華々しくやるといった茶目っ気のある花嫁だ。道夫と大喧嘩しているある夜、折しもあたりを俳徊する泥棒が、新婚家庭に潜入し、盗みも忘れて二人の喧嘩の仲裁を買って出た。「あまり御亭主の尻をひっぱたくと浮気の原因になる」いきな泥棒の言葉に、いままでのやさしさのなかった自分を恥じた真知子は、道夫に励まされながら新しい生活を創っていこうと誓った。
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