恋は神代の昔から
劇場公開日:1963年6月2日
解説
宮川一郎と「殺人鬼の誘惑」の山村英司が共同で脚本を執筆、「こまどり姉妹 未練ごころ」の伊賀山正光が監督した歌謡劇。撮影は「九ちゃんの大当りさかさま仁義」の三村明。
1963年製作/80分/日本
配給:東映
劇場公開日:1963年6月2日
ストーリー
高畑由美は芸者を姉に持つエレベーターガールで、夜は好きな歌をいかしてお座敷歌手として働いている。由美には同じビルの田宮勉という恋人がいるが、気の弱い彼はいまだに両親に打ち明けかねている。一方、姉の芸者牡丹にはかつて北海道にいた時の恋人大沢五郎が訪ねて来たが、破産した家族を救うため上京した今となっては冷たいそぶりをするしかなく、永年のパトロンだった安原が破産してしまうと朋輩芸者多良子のパトロンを奪ってしまった。由美子の幸せも長くは続かず、話題の歌手として週刊誌に紹介されたことから昼間の職場を失い、勉の母親からは強引な別れ話が持ち出された。由美を歌手に仕立てようとあせった牡丹は多額の金を詐取され、五郎は事故を起こして職場を追われ、二人は心中した。数日後、牡丹の祈りが美を結び、はなばなしくデビューした由美の胸には牡丹の写真が抱かれていた。
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スタッフ・キャスト
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