恋と出世に強くなれ!

劇場公開日:

解説

「泣いて笑った花嫁」の菅野昭彦が脚本を執筆、「咲子さんちょっと」の酒井欣也が監督した青春喜劇。撮影は「七人の刑事」の小原治夫。

1963年製作/82分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1963年2月17日

ストーリー

マラソン部主将の宇佐美強と柔道部主将の谷口敬六は大学の人気者、部を優勝させるため万年大学生活を続けていたが、大学対抗駅伝と学生柔道選手権に優勝したのを機会に、めでたく卒業することになった。早速就職をと張り切ったが、シーズンも終りとあって、結局採用されたのはベビー用品の製造販売をしている“信用堂”という会社、強の義兄花村が会計主任をしているコネと、持ち前の心臓の強さが買われた結果であった。宣伝部に配属されて二人はファイト満々、早速強の考え出したCMが大ヒットして、女社長や宣伝部長のオボエもめでたくなる次第。たちまち宣伝部の先輩で宮本冴子という美人に同時に恋をしてしまう。ところが冴子は東洋テレビの田所康雄と目下ロマンス進行中で、二人は同時に失恋してしまった。その頃、信用堂では株の買い占め騒動がおこり社内の空気は険悪化してきたが、その裏には石黒常務一派の陰謀が働いていた。事の真相を知った強と敬六、そして冴子と田所たちは若い正義感を燃やして活躍を開始した。この事件には花村も石黒常務一派に関係しており、しかも花村の妹咲子は石黒の一味と目される西松商事の社長秘書とあって、事態は一層ややこしくなった。しかしそれも、石黒常務の黒い腹を知った西松の協力で、強たちは会社の一大事を未然に防ぐことに成功した。いつも口喧嘩していながら心では好意を持ちあっている強と咲子、二人の恋愛戦線が統一される日も間近いようである。

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