劇場公開日 1962年7月1日

斬る(1962)のレビュー・感想・評価

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3.5殺陣が美しい

2024年5月1日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2024年5月1日
映画 #斬る (1962年)鑑賞

旅に出て三絃の構え習得
剣の試合で勝利
養父と義妹を隣人に惨殺され、討ち果たす
出生の秘密を知る
裸で弟を守る姉との出会い
大目付に仕える
平和な暮らし
刺客に大目付を殺され、後を追って自害

って話の展開が急すぎる

しかも71分って
もう少し長ければね

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とし

3.5不思議な体験

2021年11月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

バシバシとテンポの良い編集が2021年の我々が初見で観ると新鮮。
画もどのカットも決まっていて目が嬉しい。
ストーリーなど飾りですよ、と当時のひとも云っていたのではないか。

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あした

3.04Kデジタルリマスター版で鑑賞

2021年11月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

女性の美しさ、刀の妖艶さ、雷蔵の色気に満ちた作品です。

目を奪われるような色彩感覚は素晴らしい。

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ちゆう

4.5眠狂四郎の原形がここに始まっています

2020年3月18日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

傑作です
冒頭から異常な緊迫感が終盤まで続いていきます
新藤兼人の脚本は見事な構成です
まるで研ぎ澄まされた剣のように無駄がないのです

時代劇と言えばチャンバラ
本作はそのチャンバラそのものに焦点が当てられています
しかし剣劇ではなく、その刀のもたらす鋭さそのものを描いています
市川雷蔵の殺陣は正直甘く感じます
しかし、中盤以降のニヒルな演技はそんなことをどうでもよいことだと言い切れる凄さです

明らかに眠狂四郎の原形がここに始まっています

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あき240

2.5無常観

2019年12月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

62年大映。市川雷蔵主演。三隅研次監督作。タイトルから受ける印象とはかなり違った内容。

まずOPから度肝を抜かれる。71分という短さゆえか展開が早い早い。そのリズムが現在の映画とはかなり異なる。映画文法からして違うという印象。音楽もかなり奇妙だが耳に残った(当事の流行か?)

市川雷蔵のなんとも形容しがたい色気。そして不条理とも言える物語。それゆえか妙に印象に残る映画である。日本映画はこういう無常観を観るという文化があるのだねえ。

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散歩男

3.5奇妙な作品

2019年3月6日
PCから投稿

途中で話が終わってしまって取ってつけたような続きになり、70分で終了してしまう。・・しかし何故か心に残るものがある。

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タンバラライ

3.0或る邪剣の生涯

2018年4月21日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

単純

三隅研次監督&市川雷蔵主演による“剣”三部作の第一弾。1962年の作品。
ある剣客の数奇な運命。

とある藩士の息子、高倉信吾。
父の許しを得て三年の武者修行に出、帰ってから藩主の命で水戸の剣客と立ち会い、これを破る。
信吾の剣の腕と藩主の寵愛を鰻登り。
ある理由から隣家の藩士親子から根を持たれ、父と妹を殺される。
父から絶命の寸前、衝撃の出生の秘密を明かされる。
本当の母は、殿の命で妾を討った侍女。殿の慈悲で匿った藩士との間に産まれたのが、信吾。
やがて実母は処刑されるが、その時自ら斬ったのが、実父であった…。
育ての父と血の繋がりの無い妹の仇を取り、藩主の慈悲を受けて信吾は旅に出る。
実父と会う。実父は実母の墓と共に世を捨て独り生きていた。
旅の途中、多くの武士に追われる姉弟と出会う。助太刀しようとするが、弟を逃がす為に犠牲となった姉の姿に心打たれる。
江戸で出会った道場主に剣の腕を見込まれ、幕府お目付け役に仕える。
信吾はお目付け役に亡父を感じ、お目付け役は信吾に亡息子を感じる。
水戸藩取締でお目付け役と水戸に赴くが、そこで…。

…と、文章にしてあらすじを書くとそこそこ長くなるが、尺は何と70分強!
波乱に満ちたある剣客のドラマをよくコンパクトに収めたもんだと感心する。(脚本は新藤兼人)
なので、要所要所のドラマは抑えられているものの、ずっしりとした見応えがあるとは言い難い。ドラマ的な深みや重みには欠ける。
が、数奇な運命に翻弄され続けた非運は充分。
育ての親を亡くし、衝撃の出生を知り、やっと生涯仕える事が出来そうな人物に会えたと思ったら…。
人を斬り続けた邪剣。
運命の果てはすでに決まっていたのかもしれない。

信吾の人生に影響を与えた三人の女たちが、三者三様で印象的。
職人・三隅研次の演出も、時折のワンカットワンカットに鋭い冴えを感じる。

そして、市川雷蔵。
その美形と憂いに満ちた佇まいは非運の剣客にぴったりであった。

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近大

4.0☆☆☆☆★ ナイフや剃刀等で指等を切ると感じる痛みは、一瞬にして全...

2017年11月1日
iPhoneアプリから投稿

☆☆☆☆★

ナイフや剃刀等で指等を切ると感じる痛みは、一瞬にして全身を貫く。対してこの作品から感じる痛みは、まるで紙をめくっていたら突如として感じる痛みに近い。始めの内は「ん?」と思うのだが、徐々に感じるあのヒリヒリとする痛みの感覚。

2016年1月12日 国立近代美術館フィルムセンター大ホール

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松井の天井直撃ホームラン