はやぶさ大名

劇場公開日

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解説

行友李風の原作を、「桜田門」の八尋不二が脚色し、「アマゾン無宿 世紀の大魔王」の小沢茂弘が監督した時代劇。「さいころ奉行」の三木滋人が撮影した。

1961年製作/87分/日本
配給:東映

ストーリー

出雲十八万六千石の嫡子松平出羽守治郷は、父の急逝により松平藩七代目の藩主となった。治郷は交りのあった噺家正蔵を料亭に呼んで別れの宴をはった。その席で、治郷はぎんという芸者に会った。息子と母を養うため芸者になったというぎんに、治郷はひかれた。老中田沼意次は、自分の意を迎えぬ治郷を憎み、将軍職を狙う者として松江藩の取潰しを計画していた。治郷は出雲へ旅立った。その後を、意次の命をうけた九郎兵衛らの刺客が追う。国入りをした治郷は、疲幣している領土、飢えにあえぐ領民の姿を見て胸をうたれた。町人姿に身をやつし、民情をつぶさに調べた。玉吉という少年からガマ蛙を食わせられたり、どじょうを取る老百姓と語ったりする生活が続いた。治郷は治水、砂漠の開拓、鉱山の開発などの事業計画を示した。それから三年、苦労が実を結び、田地は肥え、産物は増産した。意次は遂に刺客団を送り治郷暗殺を図った。治郷はある日玉吉少年に会った。彼の母はおぎんであった。正蔵も治郷を慕ってやってきた。が、おぎんと再婚した惣兵衛は、実は治郷を狙う隠密だった。玉吉に誘われて鎮守の森に来た治郷を刺客たちが襲った。治郷はやっと逃れた。その治郷に惣兵衛が短銃を向けた。おぎんが惣兵衛に脇差を突き通した。松江藩に突然上使が訪れた。軍船を建造し謀反の疑いがあるという詰問だった。その船は産物積出しのため船なのである。治郷はその真意を披瀝した。上使から、家治が自分に対して他意ないことを伝えられた治郷は、安来節を披露するのだった。

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