荒原の掠奪者

劇場公開日

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解説

「ろくでなし稼業」の共同執筆者・山内亮一に、下村尭二の脚本を、昇進第一回の下村尭二が監督したアクションもの。撮影は「風流滑稽譚 仙人部落」の吉田重業。

1961年製作/88分/日本
配給:新東宝

ストーリー

蒙古の大草原に黒帯馬賊と白衣馬賊が対立している。黒帯の頭目月明秋は、若い頃日本から渡って馬賊の頭目の娘と結婚した男だ。彼には鉄之助、峯之助という二人の子がある。鉄之助はある日傷を負った女を救った。清朝の末裔李白光だと女は名乗った。女は父が隠した財宝を探る白衣馬賊に狙われている。他国女を入れない一家の掟をめぐり、鉄之助と峯之助は争った。峯之助は母親が掠奪された時に身ごもった子供で、それを知ってひがんでいるのだ。事毎に反抗し果ては兄の許婚白秋花さえ犯してしまった。彼はまた李白光も襲うがこれは失敗した。鉄之助は李白光との結婚を父に願い出た。しかし李白光は鉄之助に心を引かれながらも一家を逃げ出した。その時白衣馬賊が押し寄せた。山腹に隠れた李白光は、ここで遂に峯之助に犯されてしまった。白衣馬賊との戦が終った時、鉄之助が見たものは峯之助からの手紙であった。鉄之助は一人草原に裏切者峯之助を追った。吹雪が舞う谷底へ落ちた鉄之助を、必死に手あてをするのは彼を追って来た白秋花である。李白光を諦めない鉄之助を、白秋花はうらめしい。盆地に峯之助と李白光が裸にされているのを二人は見つけた。兄貴になんか助けられたくない、と叫ぶ峯之助に、自分の手で殺したいからだ、と鉄之助は叫び返した。しかし毒矢の傷に鉄之助は倒れてしまった。彼をかいほうするのは李白光と、白秋花の対立する二人の女。白衣馬賊の襲撃がはじまった。多数に無勢、あとは自決の手段のみ残された彼らは、死を目前にして和解する。その時合図の銃声と共に李白光の宝を発見した明秋が、最後の決戦をいどみに駆けつけたのだ--。

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