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解説

「快人黄色い手袋」の川内康範が自らの原作を脚色し、「激闘」の岩城其美夫が監督したコメディ。撮影は「もず」の長岡博之。

1961年製作/223分/日本
配給:松竹

ストーリー

ある日の羽田空港はアマゾンで金鉱を発見した話題の億万長者綾小路の帰国で、マス・コミ記者達が一杯つめかけていた。アナウンサー城みゆきと助手の石川、みゆきの親友で雑誌記者の万利とキャメラマンの杉田なども首を長くして待っていた。綾小路は羽織袴のいでたちで、お供に柔剣道の達人荒巻大五郎を従えていた。記者達のインタビューに綾小路は「恋を拾いに帰って来ました」と言って記者達を煙にまいた。みゆきは放送局の依頼で綾小路と対談することになった。綾小路はリュウとした背広を着こなし中年紳士の魅力を発散させながらスタジオに現われた。対談にみゆきはファイトを燃やして綾小路にぶつかったが軽くあしらわれ手も足も出なかった。みゆきは綾小路に恋を感じているのだが心の中でそれを否定しているのだ。万利は荒巻に完全にいかれていた。ある日、みゆきは日本の南端にある海賊村を探訪に出かけた。この村は他国者を寄せつけず無理に潜入すると取材はおろか満足な身体で帰ってこれなかった。みゆきと石川は捕えられたが、首領の琉球次郎太が現われて二人を助けてくれた。しかしみゆきは次郎太に激しく接吻されて気を失った。次郎太は綾小路の変装であった。帰京したみゆきは万利から、二人の夢である雑誌社設立に協力する資本家が現われたことを聞かされた。それは綾小路であった。万利が編集長でみゆきは編集次長となって新雑誌は発足した。みゆきと綾小路との間には冷戦が続いた。ある日、企画会議の時に二人の意見は対立した。しかし綾小路の主張が通り、その企画は大当りとなった。その夜、傷心のみゆきは彼女に惚れているブルジョアのドラ息子浩吉と用心棒の熊田にむりやりどこかへ連れこまれようとした。その時、綾小路と荒巻が現われてみゆきを救った。みゆきは綾小路のプロポーズにO・Kした。勿論、万利と荒巻も結ばれた。

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