あの波の果てまでのレビュー・感想・評価
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☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから 滅多に観られない〝 松竹メロドラ...
☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから 滅多に観られない〝 松竹メロドラマの薫り〟と称した企画で上映された3部作の前編。 それぞれ入れ替えての上映だけに、3部作完走して観ると入場料も3倍…これにはちょっとアレではあったが。この機会を逃すと、もうスクリーンっは観られないかも知れない…と思うとやむを得ないか(-.-) ヒロインには、デビュー直後の為にまだ初々しい岩下志麻。 一応、クレジットには入社主演第一作と記載されていた。 相手役には津川雅彦。 後にヒロインを翻弄する男に石浜朗。 産みの母親に高峰三枝子。 育ての母親には沢村貞子。 第2部には悪役として西村晃。 弁護士役で笠智衆。 第3部には伊藤雄之助や高野真二。 他に3部作通して水戸光子等、多彩な顔ぶれ。 いきなり知り合う岩下志麻と津川雅彦。 しかし、父親の加藤嘉はおかんむり。理由は岩下志麻を産んだ母親の過去が関わっていた。 上映開始10分程経過した時点で。既に数多くの悲しい出来事を始め、出会いから別れまでが一気にヒロインを襲う。 かくして、この完璧なるメロドラマの図式が大量に発生。 いや〜堪らん!もうこの安っぽさこそがメロドラマだ(笑) しかし5分も経過すると、もう事態はとんでもない方向へと傾いて行く。信じられないくらいに次から次へと新しい事が起きるので、ちょっとでも置いていかれると話に付いて行けなくなりもう大変。 「え〜っと!この人とこの人の関係は?」 「あの時の台詞から考えると、今の台詞はどうだったの?」とか…。ほんの少しでも映画に疑問を感じ、考え込んでいると。あっという間に置いて行かれてしまいます。 それだけに、何も考えずにひたすら作品の速い流れに身を任せる必要があります。 正直なところ、中盤でかなり置いて行かれてしまい。ちょっとだけウトウトっと…気がつくと岩下志麻が自ら………あ〜!どうなってしまうのだ〜〜〜!彼女は一体どっちの男を〜〜〜? 実質的に中篇の後篇へと続く。 とにかく、岩下志麻がめっちゃくちゃ可愛い❤️ 2010年11月28日 ラピュタ阿佐ヶ谷
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