劇場公開日 1973年2月17日

「いつもの鈴木則文作品と違う。」不良姐御伝 猪の鹿お蝶 気取ろう軒さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いつもの鈴木則文作品と違う。

2016年5月27日
PCから投稿

泣ける

興奮

萌える

タランティーノはこの作品を見ていて気に入っているという記事を読み
やっぱりね
と思った。と言うのも
伊賀野カバ丸
のなかでやってることと、そっくりなことをタランティーノも、とある映画オムニバスでやってるからだ。その映画を見たとき
タランティーノもこういうことを先に映画がやってることを知ったら驚くだろう
と思ったのですが、彼は知っていて敢えて模倣したのだと分かった。さすがタランティーノ。映画たくさん見てる。鈴木則文作品を複数チェックしてるとは凄い。
この映画は女優が役にピッタリ合っていて凄みのある出来に仕上がっていると思います。エッチシーンも興奮できます。いつもの鈴木則文監督のやっつけな造りと違ってちょっと力はいってる感が出ています。脚本はやっつけですが。でも、まとまりがあり、いつものごとく原作全部詰め込み式で中身が濃いです。クライマックスが複数あっていい原作に当たったと思います。

・・・これを人にお勧めするかというと・・・う~ん・・・ちょっと無理。でも私はこの作品、忘れません。

タンバラライ