続・色暦大奥秘話 淫の舞

劇場公開日:

1972年製作/64分/日本
配給:日活
劇場公開日:1972年5月27日

ストーリー

十二代将軍家慶は、大奥で御客会釈の藤岡の世話により、おるりを日夜、抱きしめていた。一方、藤岡の先輩格で、おせきを推薦している雲井は全く面白くなかった。それで、雲井は、レスビアン趣味である、御年寄稲葉の局の相手をしながら、将軍への口添を頼みこむ。雲井の願い通り、おせきに声がかかり、将軍と床を共にするのだが、将軍の力が弱く不成功に終った。その頃、おるりの懐妊が発表された。稲葉は、藤岡の側に付いた方が得だと考え、レズ相手も藤岡へ変えた。雲井の権力は落ち、心は口惜しさに張り裂けんばかりだった。雲井は宿下りしたとき、桐本啓之進を訪ねた。啓之進は、忍者であり、大奥に忍び込むように頼む。二人は幼少時からの知り合いで、大奥へ上るまでの恋人でもあった。数日後、雲井の部屋へ啓之進が忍び込んで来た。雲井は、啓之進におせきを抱かせた。啓之進は、おせきを抱き、事が終ると、忍びの術でおせきを眠らせた。雲井は待ちかねてたまらず啓之進に抱きついた。それに答える啓之進がハッとなった。大奥を警備している伊賀者に発見されたのだ。逃げられぬと覚悟した啓之進は、大奥に火を放った。たちまち、火は燃え上った。叫び合う大奥の中で雲井は啓之進を抱いた。二人は狂おしく、炎の中で絶頂へと向っていった。

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