女番長ブルース 牝蜂の挑戦

劇場公開日:

解説

京都と大阪のズベ公グループと暴力団の対決を描く。脚本は助監督の皆川隆之と「現代ポルノ伝 先天性淫婦」の鈴木則文。監督鈴木則文。撮影は「女番長ブルース 牝蜂の逆襲」の古谷伸がそれぞれ担当。

1972年製作/84分/日本
原題:She wasps' Challenge
配給:東映
劇場公開日:1972年2月3日

ストーリー

ナオミ、知子、軽子、お良、悦子ら五人の団員を指揮する京都パール団の女番長真紀は、愚連隊の荒木と手を組んで修学旅行売春、枕捜しなとで盛り場一帯を荒しまわり、その名を京都中に轟かせていた。ところが、大阪を根城とするズべ公グループ黒百合会が京都に勢力を伸ばしてきたため、両派の激突が相次いで起こり始めた。真紀は黒百合会の番長ユリとグループの運命を賭けて勝負するが、レーサーを夢みる栄三の仲裁で一時引き分ける。栄三はユリの幼友達だったのだ。数日後、真紀達は好色坊主玄海をたらし込んで数百万円を捲き上げるが、地元の暴力団黒地組にバレてしまう。黒地租は牝犬狩りを実施して一大売春組織を作る計画をたてていたのだ。パール団と黒百合会の決戦で真紀に敗れたユリは、栄三の心が真紀に傾いたと誤解して黒地組に接近、準幹部の影山や黒地の情婦となってパール団と対抗しようとした。黒地組は、時をうつさず黒百合会を解散させ、いやがる団員をコールガールに仕立てあげていった。また黒地組にのりうつった一郎がパール団の根城をバラしたため真紀たちにも魔手がしのびより、真紀は軟禁されてしまう。その頃、栄三の兄貴分で今は一流レーサーとして名をあげている宮原明は、栄三を東京に連れ戻すために京都にやってきた。しかし、栄三は真紀、ユリの二人の身を案じてか、東京行をやめるのだった。一方、挙銃ブローカー宮内らの取引きに、黒地は、真紀を求うことを条件に、栄三を利用しようとする。これが黒地の罠とも知らず、真紀を求うために仕事を引きうけてしまった栄三は、影山たちのむごいリンチを受け、右目を失明、レーサーへの夢は断念しなければならなくなってしまう。また黒地組にあやつられていたユリは自分のあやまちに目をさまし、傷ついた真紀を救出し、脱走をくわだてる。しかし計画は発覚し、ユリは影山に殺されてしまう。翌日、ユリの助力で脱出に成功した真紀は、ユリが犠牲になって殺されたことを知ると、ズベ公の意地を見せるため、単身、黒地組に殴り込みをかけるのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

2.0池玲子

2014年12月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

鈴木則文、荒木一郎、小池朝雄。池玲子のスタイルが1970年とは思えない格好良さ。まぁ背が高くてカッコ良い体をしてる。夕景の万博公園が印象的。

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ssspkk
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