アタックNo.1 涙の不死鳥
劇場公開日:1971年3月17日
解説
「マーガレット」に連載中の浦野千賀子原作「アタックNo.1」の4回目の映画化。
1971年製作/55分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1971年3月17日
ストーリー
富士見高校一年生になった鮎原こずえと、家業の青果店を継いだ努は、お互いに励ましあっていた。富士見高校は、三年連続インターハイに優勝している八木沢三姉妹が率いる寺堂院高校と対決し敗れた。翌日から八木沢三姉妹の黒いたつまきのような三位一体攻撃を破るべく中学時代の恩師本郷先生にコーチを頼んで練習に励んだ。本郷先生は、こずえ、みどり、大沼のマシンガン・アタックも八木沢三姉妹には通じないことを悟り、新しい技に苦労していた。その頃、努もまた父が倒れ、産地直売方式が他の青果店に妨害されて窮地に落ち入っていた。こずえたちの血をはくような努力の結果、ダブル・アタックという新兵器の完成が近づいていた。そして、天竜高校と対決の日。ダブル・アタックは決った。その試合中、努が野菜を運ぶ途中、崖から落ち重傷だという知らせが入った。こずえは試合が終るまでは行けないと自分の心にいいきかせた。しかし試合が終ってかけつけたこずえは、生きている努には会えなかった。もうバレーなんかどうなってもいいと、こずえは部屋に閉じこもってしまうが、「世界のアタックNO1になってほしい」と書かれた努の日記を読み、こずえは再びコートに帰ってきた。
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