凄い奴ら

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解説

三兆円のダイヤ原石の奪取作戦。“暴れん坊トリオ”が捲きこまれた国際的大事件に某国の美女や怪盗が入り乱れてのアクション喜劇。原作は泉大八の『舌には舌を』。脚本は「裸でだっこ」の白坂依志夫、監督は「喜劇 男売ります」の西村潔。撮影は「どですかでん」の福沢康道がそれぞれ担当。

1971年製作/83分/日本
配給:東宝

ストーリー

美しい富士山を背景に広がる沼津の街。大介、小太郎、中彦は高校時代からのノンキな“暴れ者トリオ”だが、ある日イカス女の子、清水万里と知り合って以来、変な人生を踏むハメになってしまった。それは大介が、万里の兄、功の身変りでオランダの宝石王の第四夫人、藤倉宮子のガードマンになったからだ。宮子の躰は底なしに男の精気を吸いとり、そのおかげでガードマン兼浮気の相手をつとめていた功の躰は完全に消耗しダウン寸前。大介は功の替りの当て馬にされたわけだが、絶倫の大介に宮子は大満足。そして万里は中彦に熱をあげ、小太郎は宮子の浮気監視役で殺し屋のジーナーやジョンらホモ意識過剰な男どもに、追い廻されるはめになった。宮子は母の墓参と偽って帰国したが、真相は忘れえぬ恋人、大野完二と再会するのが目的。昔、ダイヤモンドに眼がくらんだ宮子は、完二を捨てて宝石王のもとに走ったが、それ以来人間不信になった完二は、世界でも一、二の宝石カッターになったいまでも、工房にひっそり暮している。その完二が何者かに誘拐されると同時に三兆円のダイヤの原石“アラブの星”が盗まれたというシンジケートの情報が宮子のもとへ入った。“アラブの星”は、アラビカ共和国の王室に伝わるもので現在の革命政府に没収されているが、王室制度の復活を狙う王党派の女ボス、ハディージャがその資金源を奪取して日本に持ちこみ、完二を監禁して原石のカットを要求していた。ハディージャ一味のマヌケな殺し屋陳や、レスラー崩れの巨漢に再度のリンチをうけながらカットを拒否し続ける完二。三兆円のダイヤを横取りするために立ちあがったが、彼らの行動を逸早く探知したハディージャ一味の巨大な組織がたちはだかり、なんなく捕えられてしまった。ダイヤ原石の奪い合いは混沌としていったが、やがてアラビカ共和国の宝石王は急死し、スキに乗じた完二と宮子は国外に逃亡した。その後を追ったハディージャに解放された“暴れん坊トリオ”にはまたもとの退屈な毎日が待っていた。

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