不良番長 一獲千金

劇場公開日:

解説

このシリーズのコンビ山本英明と松本功が前作「不良番長 王手飛車」にひき続き、脚本を書き、「不良番長 どぶ鼠作戦」の野田幸男が監督したシリーズ第七作。撮影は「新網走番外地 さいはての流れ者」の飯村雅彦が担当。

1970年製作/88分/日本
配給:東映
劇場公開日:1970年4月18日

ストーリー

カポネ団・神坂とタニーの思いついた新商売は風俗嬢相手のマッサージ師。この珍商売順調なスタートで大阪から上京したスタミナ五郎も仲間に加わった。三人はホステス引き抜き作戦を開始したが、大倉組の経営するキャバレーに手を出し、睨まれてこの仕事も行き詰り。メンバー不足に困っていた神坂等は、桃代、ジャブ、バイキング、生活、ブラン子を仲間に加えた。そして、ブラン子が海洋タイムズ社社長・緑川から盗んだ汚職のからむテープをネタに、神坂等はその声主の東亜船舶社長、酒井と旭造船技術重役三浦相手のどでかい仕事に取りくんだ。一方、緑川ら三人はテープをとり戻すよう大倉組に依頼、そのため、桃代が殺された。その夜神坂は少年院時代の仲間で今は大倉組の客分、桐原に再会。桐原はこの一件から手を引くよう迫るが、神坂は拒否した。神坂は海洋タイムズの脱税を密告、緑川、安田は警察に連行された。神坂のためにさんざんな酒井、大倉はブラン子をリンチ、さらにカポネ団のアジトを襲撃、生活、バイキングを殺した。その死体の前で、復讐を誓った神坂等四人は寝返った桐原の加勢を得て、酒井、大倉をマシンガンのえじきにした。

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