団地妻 肉欲の陶酔

劇場公開日:

解説

うさぎ小屋のような団地からマイホームへ脱出しようと願う妻の姿を描く団地妻シリーズ二十二作目。脚本は「修道女 濡れ縄ざんげ」の中野顕彰、監督はこの作品がデビューとなる伊藤秀裕、撮影は「濡れた週末」の安藤庄平がそれぞれ担当。

1979年製作/70分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1979年11月23日

ストーリー

一刻も早く団地から抜け出すことを願う人妻の妙子はある日、暴走族のリーダー青野に出会い、その若々しい肉体に、自分の体内に淫らなものが燃えるのを感じた。青野は妙子を仲間のケンやルミがたむろすスナック「P」に連れていった。その晩はゲームの日で、ルミは群がる男どもに囲まれ、全裸で横臥し股を開く。眼かくししたケンがルミの股間にナイフを落とし彼女の体は恍惚と恐怖に汗ばんでいた。欲情の高まりとともに、ルミにインサートするケン。妙子の体内に淫蕩な血が駆け巡る。結婚記念日の夜、夫・勝昭は残業で深夜まで帰らず言い知れぬ寂しさに、青野を捜しに外へ出た。そんな妙子を青野は、書店に連れていき、万引する勇気があったら抱いてやると言う。妙子は震える手で本を掴むと店を飛び出し、青野に差し出した。そして、青野は妙子のなかに押し入っていく。数日後、ゲームの犠牲者は妙子の番だ。青野のナイフが妙子の太股をかすめた。妙子の血のにじんだ大股に唇をはわす青野。ルミはその姿を嫉妬に燃えて見つめた。ある日、街を歩いていた妙子はルミに呼びとめられ、ケンと仲間に荒地に連れこまれ、輪姦されてしまう。ズタズタにされた妙子を見つけた青野は優しく、そして激しく彼女を貪った。その日から、妙子はすべての抑圧から解放され、淫らに勝昭に迫る。妙子の絶叫に、勝昭の中で眠っていた野性が蘇り、荒々しく絡み合った。そして数カ月後、マイホームを得て、かいがいしく洗濯物を干す生き生きとした妙子の姿があった。

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