「「大黒」のラーメン食べてみたかった」女教師 秘密 yoursuitcaseさんの映画レビュー(感想・評価)
「大黒」のラーメン食べてみたかった
スーパーで海水パンツを万引きした男子高校生2人、京王井の頭線久我山駅横の踏切を渡り、久我山公園入口まで走ってくる。見張り役だった女子高生もコンドーム「燭 KAGARI」を万引きしている。
そこに現れる虎雄と解子(原悦子)だが、喧嘩しているようで、解子は偶然通りかかった麦平(高橋淳)のバイクに乗って逃走。
久我山3-35あたりの三叉路のクリーニング屋の前で車にぶつかりそうになりストップ。車から出てきたのは山川久志(石太郎)とひかる(山口美也子)の高校教師夫婦。
久志が元教え子の琴子(あきじゅん)と浮気しているため、夫婦関係がうまくいっていない。解子は麦平とセックスしたがっているが、麦平は教師にひかるに恋心を抱いているというか、女子トイレで着替え中のひかるにいきなり襲いかかったりする悪い生徒である。高校生なのに水着が派手すぎるよね。
麦平の家は蕎麦屋「大黒」を営んでいるが、この蕎麦屋も久我山近辺にあるのかと思いきや、店の前の電柱には「世田谷区」の表示が。
調査したところ、千歳烏山(粕谷4)にあった蕎麦屋「大黒」ではないだろうか(暖簾に書かれている電話番号の下4桁がエキテン情報と一致)。ネット情報では残念ながら2012年4月に閉店したようだが、麺類の量が異常に多かったというレビューが残っている。
「大黒」店内の棚にはサイン色紙が2枚飾られていて、右側のには読売ジャイアンツのマーク、左側のには写真が付いているが誰のサインだろうか。
麦平の部屋がまた凄くて、壁には当時の映画ポスターや琺瑯看板やらが雑然と飾られている。店主が映画好きだったのでしょうか。
久志と琴子の逢引現場を目撃したひかるは、麦平をマンションに連れ込んで「私はBitch」と言いながらヤッてしまい、それを知った解子が嫉妬して、、、といったストーリー。
ラスト10分というところで登場して攻めまくる高橋明。サッカーの試合終盤に投入されるFWみたいでカッコイイなあと思って見てたら、大トリは絵沢萠子様でした。
山口美也子さまの素晴らしい裸体と、原悦子さまのこわい目付きと、高橋淳の毛深い足が心に残る佳作。