劇場公開日 1977年10月15日

「惜しい。」(秘)ハネムーン 暴行列車 KIDOLOHKENさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5 惜しい。

2020年1月8日
PCから投稿

主人公たちがあの状況で何をアテに逃げようとしてるのかわからない。やっていることがバカバカし過ぎて入っていけない。どうせならすごくバカということで同情誘うようなキャラにすればよかったと思う。女優もムードがなくて全然エロさが出ていない。特に脚の形が悪く、萎えた。

だがこの脚本はちょっと直せばすごく面白くなると思った。例えば、どこかにもぐりの医者がいて「お前さんたちがいくら盗ったか知ってる・・ふふ・・全部出しな。ちょっとでも足りなかったら、足を切断して放り出すぜ・・・」ぐらいのシチュエーションがあればぐっと良くなったんではないかと思う。
この話は膨らまそうと思えばいくらでも膨らませられるし、ネタとしてはとても良いと思った。さすが桂千穂。もう少し日活が予算をかけていればリライトによって傑作になっていただろう。

KIDOLOHKEN