「詰め込み&カットしすぎ」犬神の悪霊 YOUさんの映画レビュー(感想・評価)
詰め込み&カットしすぎ
'77といえば、前年に「オーメン」「キャリー」、日本でも「犬神家の一族」がヒットして空前のオカルトブームの中、東映もここぞとばかりに参入した作品。
全ての要素を入れようとする気概は買うが、いろんなものをすっ飛ばしてしまって、エピソード間の繋がりがわかりにくくストーリーが支離滅裂になってしまっている。見せたい部分だけ見せられている感。
150分ぐらいの長尺にするか、前後編ぐらいにしないと物語全てが腑に落ちない。
当時子役だった長谷川真砂美嬢の演技は圧巻。
冒頭の川遊びと悪霊?祓いになんの脈絡もないヌードを差し込んで来るあたり、ロマンポルノの風味を感じる。(自分は大好物♡)
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