暴行!(1976)

劇場公開日

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解説

人影もまばらな別荘地のスナックを訪れた数人の男と女が巻き起こす、性と暴力の嵐を描く日活ヴァイオレンス・ポルノ。脚本は「真夏の夜の情事 悶え」の佐治乾とこの映画の助監督斉藤信幸の共同、監督は「あばよダチ公」の沢田幸弘、撮影は「感じるんです」の畠中照夫が担当。

1976年製作/74分/日本
配給:日活

ストーリー

夏も過ぎ、避暑客もほとんどひきあげて人影もまばらな別荘地のはずれに、別荘の管理事務所を兼ねている一軒のスナック“黒い湖”があった。そこの主人、黒木は三年前ここのバーテンだったが、妻の京子に男と逃げられ、そのあと自分でこの店を買い取って、じっと京子の帰るのを待っていた。激しい雨が降る日だった。黒木は、客のいない店内でタバコを喫いながら、思いに沈んでいた。その時、一陣の風が店内に舞い込んできたと思うと、ズブ濡れの女が入口に立っていた。黒木は、一瞬凍りつくような表情で唖然として女を見つめていた。「入っていい?」「……」「わたしに風邪をひかせる気?」「……」「それとも、わたしを叩き出すの?」立っている女は京子だった。奥の部屋で、黒木は三年ぶりに京子を抱いた。ぎこちない黒木に比べて、京子は大胆にも四肢を黒木に絡め、余裕たっぷりに激しく喘ぎながら迫った。だが、そんな京子に比べ、あえなく果ててしまう黒木であった。その翌朝。京子は何となくあわてていた。店にヤクザ風の男、信吉と弘美がやってきた。京子と落ち合うためだった。京子は黒木に一緒に逃げるように勧めた。だが、裏口には兄貴格の矢部が猟銃を手に立っていた。京子を含めたこのグループは、東京の暴力団の抗争で警察から追われていたのであった。矢部たちは、黒木に案内させて一つの別荘に落ち着いた。京子はそこで、仲間を裏切ったことでリンチを受けた。それをみた黒木は、京子に絶対手を出さないなら、という条件で矢部たちに協力を約束した。矢部たちは、スナックを連絡場所にした。翌日。一味の一人、サブがかなりの重傷を負って別荘にたどり着いた。サブは、京子と一緒に東京へ逃げた男だった。それは黒木もよく知っていた。矢部は、京子に手を出さないようサブに厳重に言いつけた。ちょっと頭のたらない弘美は、信吉の女だが、兄貴格の矢部に色目を使って体を与えた。面白くない信吉は、黒木を訪ねてきたあどけない少女、めぐみを無理矢理犯してしまった。一方、京子はサブの看病をしていたが、黒木はそれを嫉妬していた。サブは京子を抱きたくて仕方がない。京子は黒木が好きなのだが、肉体はサブにひかれていた。京子、黒木、矢部、サブ、信吉、弘美、めぐみ、この奇妙な糸で結ばれた七人が立て篭る別荘の中に、異常な空気が漂い始めた……

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