おしゃれ大作戦

劇場公開日:

解説

『忠臣蔵』のストーリーを下敷きに、洋裁学院乗っ取りに対抗して立ち上がる娘たちを描く。脚本は松木ひろし、監督は「どてらい男」の古沢憲吾、撮影は「ノストラダムスの大予言」の鷲尾馨がそれぞれ担当。

1976年製作/85分/日本
配給:東宝
劇場公開日:1976年1月17日

ストーリー

浅野文化ドレメ学院は女の城。父からこの学院を受け継いだのが、院長の浅野多恵子で、彼女の夫の卓郎は、やさしさだけが取り柄のような男である。吉良商事の社長・吉良豪蔵は、学院のスポンサー、というよりも、五年前に学院のピンチを救ってからは、事実上の経営者のように振舞っていた。そして、美しい浅野院長を狙い、やがては、学院をも乗っ取ろうと考えていた。ついにそのチャンスがやって来た。学院は実力不相応な国際ファッション・フェスティバルを開催することになったのだ。吉良はこのスポンサーたちに、裏から手を廻して資金ルートを止めてしまった。たちまちお手挙げになった浅野院長を、吉良は言葉巧みに、ホテルへ連れ込んだ。一方、自分の妻が、吉良の毒牙にかかったと思った卓郎は、酔払い運転で事故死してしまった。浅野院長もショックで倒れ、病院で寝たきりの身体となった。とうとう学院は吉良のものに……。大石由里子講師を中心に、学院の女四十七士は秘かに連判状を作り名前の下にキスマークを付け、復讐を誓った。一つ、絶対に同志を裏切りません。一つ、如何なることがあっても結婚しません。一つ、必要とあれば貞操を捨てても後悔しません。一つ、仲間以外の人にこの秘密を洩らした時は死を選びます。女四十七士の復讐が開始された……。

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