「懐かしい山口百恵主演作」絶唱(1975) たいちぃさんの映画レビュー(感想・評価)
懐かしい山口百恵主演作
山口百恵の現役時代、あちこちのライブに追っかけて「百恵ちゃ~ん!」と叫んでいた頃が懐かしくて、観てしまった山口百恵主演作。
この映画、愛する人が自分の家に近づいて来るのが見えなくても直観で「あの人の足音がする。あの人がやって来る」という百恵が超能力者に見える場面あり…(笑)
また、結婚式が葬式を兼ねるというあたりは、なんだか凄い流れ。
オープニングは、山口百恵の曲「♪山鳩の歌」で始まり、昭和17年の山陰とある地方で、その土地の地主の息子(三浦友和)が幼い頃から自分の屋敷で女中をしていた娘(山口百恵)と愛し合う。しかし、身分の差を認めない地主。
そのため、二人は鳥取砂丘あたりに行って生活を始めるが、戦争が始まって夫は戦地へ行き、妻は過酷な労働……と引き裂かれる生活。
戦地で友和が読む妻からの手紙は「戦争批判」を書いているので、当時の検閲には絶対に引っかかるはずであり、現実的ではない。
今回はNHK-BSP放映を録画鑑賞。
山口百恵ファンなら大体の人は観たことある映画だと思う。
<映倫No.18567>
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