トルコ(秘)悶絶
劇場公開日:1975年3月19日
1975年製作/68分/日本
配給:日活
劇場公開日:1975年3月19日
ストーリー
夜毎裸で稼ぎまくっている風俗嬢たちの悲哀と様々な生き方を描く。脚本は原良輔、監督は「ソープランド(秘)昇天」の林功、撮影は「房総ペコペコ節・おんな万祝」の山崎敏郎がそれぞれ担当。 ヤヨイ(本名トシ子)は美貌とボリュームとテクニックが抜群で、店のNO1である。彼女は支配人の吉川とコンビで全国のソープランドを渡り歩いているが、別に夫婦というわけではない。彼女は貯金して、パリで美容師の勉強をしたいと思っている。そんなある日、吉川から店を代える話をもちかけられたトシ子は、二つ返事で承諾する。今度は吉原で、ここでもトシ子はNO1になる。自衛隊員の岡田は、トシ子にスペシャルをやってもらっていたが、隣りのアヤの本番中の声に刺激されて、予定を変更、本番で対抗するが、トシ子のテクニックにあえなくダウン。年増女のマツエは夫に死なれ一人で子供を育てているのだが、子供は入院中。手術費用二十万円をトシ子が貸してやるが、子供は死んでしまい、落胆したマツエは自殺してしまった。ユリは捨てられてもすぐ男に惚れる性質で、またも金目の物から貯金まで取られて、トシ子に泣きついてきた。ある日、トシ子は街で幼な友達の今では警官になっている正一と会い、自分のアパートを教えた、だが、正一がトシ子を訪ねた時、部屋にいたのはユリで、彼女は正一を誘惑しようとした。そこに帰って来たトシ子はショックを受け、アパートを飛び出し、吉川を訪ねた。だが、吉川のマンションには、前の店で一緒に働いていたハルミがおり、またまたショックを受けた。一方、トシ子が風俗嬢をやっているのを知った正一は驚いたが、昔からトシ子を好きだった彼は、勇をふるって結婚を申し込むのだった。