極悪拳法
劇場公開日:1974年6月29日
解説
第一次世界大戦中に、日本中に潜伏したスパイ狩りを請け負った稀代の拳法者の活躍を描くアクション映画。脚本は「山口組三代目」の村尾昭、監督は「殺人拳・2」の小沢茂弘、撮影は「女番長 タイマン勝負」の古谷伸がそれぞれ担当。
1974年製作/79分/日本
配給:東映
劇場公開日:1974年6月29日
ストーリー
大正三年七月、第一次・世界大戦が火ぶたを切った頃、日本の参戦が世界から注目され、その動向を探るため、各国のスパイが日本に送り込まれて来た。軍司令官・脇坂中将から、密偵狩りの命令を受けた愛国団体・東狼会の創始者・黒田東天は、稀代の拳法使いと恐れられながらも、気楽な用心棒稼業で気ままに暮らしていた桜木鉄拳に、密偵一人三百円で依頼した。鉄拳は、仲間入りを申し出た、辰巳丑寅、石丸勝心を引きつれて、ドイツ、ロシアなどに情報を売る密偵団の主脳である同海桜飯店の主人鄭を倒すべく横浜の南京街に乗り込んだ。まず鄭から情報を得た劉とドイツ人ヒムラーの息を止めるが、鄭を追いつめた石丸が、逆に鄭の青竜刀を受けて重傷を負った。ある日、女郎のお春とサーカス見物をしていた鉄拳は、一座の人気者の手裏剣投げが鄭であることを見抜いた。舞台裏での凄絶な死闘の結果、鉄拳をかばって鄭の手裏剣を受け、絶命したお春の犠牲をも得て、鉄拳は鄭を倒した。密偵団の主脳と目されていた鄭の死にもかかわらず、日本軍の青島奇襲作戦が、ドイツに洩れていた事を事前にキャッチした軍内部は、別の組織が暗躍している事をつきとめた。黒田は自分の安全を守るため、鉄拳を密偵に仕立てて、腹心の鷲見、海堂三兄弟に命じて、鉄拳暗殺を企る。黒田こそ密偵の主謀者だったのである。鷲見を倒した鉄拳は、自分がスパイ扱いにされている事を知り、東狼会の真っ只中へ乗り込んだ。丑寅の応援を得た鉄拳の技が冴え海堂三兄弟を血祭りにあげると怒りを込めた手刀を、黒田の藤夫めがけて振り捧した。
スタッフ・キャスト
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桜木鉄拳渡瀬恒彦
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黒田東天大木実
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鷲見幸吉石橋雅史
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お春光川環世
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ナオミ女屋実和子
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おすず松村康世
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健一吉岡靖彦
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矢島鋭太郎山下勝也
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日野玄洋宍戸大全
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川越栗原勝美
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海堂源之動大塚剛
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海堂軍次郎伊吹徹
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海堂剛三尾崎孝二
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鄭天津敏
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劉笹木後志
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ヒムラーブライアソ・ハワード
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カリム・ハン原田力
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張佐藤好将
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陳福本清三
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脇坂中将北村英三
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山村有川正治
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松田岩尾正隆
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池島有田剛
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北山白井孝史
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チャン汐路章
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大津林訓実
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周志茂山高也
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毛大矢敬典
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孫奈辺悟
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奇術師タキ進
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お松丸平峰子
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お梅小島恵子
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当倉の当番木谷邦臣
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女郎屋の客曽根晴美
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女郎屋の客山田吾一
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女郎屋の客山城新伍
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辰巳丑寅沢村忠
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石丸勝心ガッツ石松