装甲騎兵ボトムズ ザ・ラスト・レッドショルダー
劇場公開日:1986年8月2日
解説
装甲騎兵を駆り、謎の組織と戦う兵士の姿を描くロボット・アニメ「装甲騎兵ボトムズ」のオリジナルエピソード。原作と監督は高橋良輔、脚本は吉川惣司がそれぞれ担当。
1986年製作/57分/日本
配給:松竹
劇場公開日:1986年8月2日
ストーリー
ウドの街を脱出したキリコは、バカラシティにたどりついた。この街には、キリコと同じように終戦まぎわにレッドショルダーから転属させられたグレゴルー、バイマン、ムーザが待っていた。彼らは自分たちを転属させ抹殺しようとした創始者である男、ヨラン・ペールゼンに復讐を誓い集ったのだ。ペールゼンを倒すためのATを完成させたキリコたちは、もとレッドショルダーの本部、デライダ高地に向かう。その頃、秘密結社の創りあげたPS第2号、イプシロンが目覚めていた。プロトワン=フィアナは、イプシロンを連れてジャングル内を見せて回る。これはイプシロンに対する情報教育だった。虫にかまれたことをきっかけに、攻撃衝動に突き動かされるイプシロン。PSシステムは完成したかに見えたが、イプシロンはフィアナの情緒反応に同調してしまう。その事実に危険を感じたボローは、フィアナとイプシロンを離れさせようとする。抵抗するイプシロン。ボローとは裏腹に、ペールゼンはフィアナの必要さを述べるのだった。デライダ高地に着いたキリコたちは、敵のATに攻撃される。戦闘本能のおもむくまま、敵を探し求めていたイプシロンもATを手に入れ、キリコたちを追撃する。イプシロンは圧倒的な強さを示し、ムーザが倒された。そしてキリコに迫る。だが、イプシロンをフィアナだと思っているキリコは決定的な反撃をできずにいた。キリコはついにイプシロンの前に倒れるがフィアナがイプシロンを射つ。それを知ったペールゼンはフィアナを倒すが、キリコによって殺された。