「戦いはまだ、始まったばかり」北斗の拳(1986) どん・Giovanniさんの映画レビュー(感想・評価)
戦いはまだ、始まったばかり
原作漫画やTVシリーズでは回想だった場面を時系列に編集し、劇場版オリジナルのシチュエーションもあり、ただのダイジェストではなく、1本の作品になっていて、リンが大活躍していて、バットやレイ、ユリアやシン、ジャギやアイリも登場して良かったです。
髭の男がトキと思いきや違いました。
ユリアのポロリシーンもあります。
懐かしさも手伝ってか、絵や声は、まあまあ満足です。
クライマックス、ケンシロウと拳王が戦っている間にユリアがどこかに行ってしまったのが氣になります。ケンシロウに「俺はもうラオウではない。拳王だ」と言っていましたが、リンに戦いを止められてから、自分のことを何故かラオウと言っちゃっています。
TVシリーズのクリスタルキングの歌が好きなので、物足りなさを感じてしまいました。
エンディングでケンシロウがユリアを探しているのですが、森林すらも幻だったようで、不思議な後味を残します。
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