劇場公開日 1983年3月12日

「なんだかテンポが悪いと感じた」クラッシャージョウ densuke0055さんの映画レビュー(感想・評価)

2.0なんだかテンポが悪いと感じた

2021年3月14日
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単純

公開当時見た記憶も薄れていたが、YOUTUBEで観賞しました。

最後の謎解き?もなんか消化不良だし、バタバタとアクションシーンが連続するが、メリハリがないので退屈になってしまう。
そもそも、彼らクラッシャーとはどんな仕事なのか良くわからないので、彼らか平然と宇宙海賊の手下とはいえ、ためらわずに殺したり、軍隊もどきにミサイルやらビーム砲で戦闘するのが疑問だらけになる、この手の映画はあまり理詰めにすると窮屈だが、最低限、なぜ主役側は善玉なのか、海賊どもの極悪さを描いてくれないと感情移入出来ない(女科学者を誘拐するときもクラッシャーたちには危害を加えていないので、なおさらそう感じてしまう。
ラスト、クラッシャーたちは宇宙船大破、ミサイルやら弾薬をふんだんに失い、戦闘機も多分一機は確実にオシャカになったのに、果たして割りが合うのか?とか、そうかこいつはクラッシャー組織のボスの息子だから金持ってるのかな?とか、だったらこいつなんでこんな命を的に働いてんのかな?とか、この足手まといなガキはいらないんじゃないか?とか考えてる時間の記憶しかありませんでした。

宇宙を破壊しかねない超兵器もなんだかありきたりだし、超兵器の運転?が止まった後で、普通の感覚ならいつ爆発してもおかしくなさそうなのにチンタラ謎解きがはじまるので、サスペンスが全くないし、主役たちを色々追い込んではいるが、ご都合主義な秘密兵器が多すぎてハラハラさせてくれない(ゴリラみたいなやつの手がマシンガンなのはあまりにもすぎて呆れる)。

人物がセリフを言うたびに人物がいちいちオーバーアクションなので、ミュージカルや演劇のように感じるが、メリハリがないので疲れる、普通の会話でそんなにオーバーな身振りはしないと思うし。

安彦良和さんは才能はあるけど、映画を造る才能はないと思います。残酷ですがスタッフの一人として活躍したほうが輝く人だと思います。

densuke0055