女教師 汚れた放課後

劇場公開日:

解説

学生時代、教育実習に行った先で、労務者風の男に強姦された女教師と、自分の教え子となったその男の娘の姿を描く。脚本は「ツィゴイネルワイゼン」の田中陽造、監督は「朝はダメよ!」の根岸吉太郎、撮影は「百恵の唇 愛獣」の米田実がそれぞれ担当。

1981年製作/66分/日本
配給:にっかつ
劇場公開日:1981年1月23日

ストーリー

高校教師、倉田咲子は愛人の小沢とベッドにいると、警察から電話が入った。野本スエ子という生徒を引き取ってほしいという。スエ子はマリファナや売春で補導されたのだ。スエ子は咲子が秋田で教育実習をしたときの教え子で、今、東京の彼女の学校に転校していた。咲子は秋田での実習の時、トイレで覆面をした労務者風の男に強姦された。そして、スエ子はその男の娘だった。スエ子は、あの事件以来蒸発した父末吉に見切りをつけ、母のサチと共に秋田を出て、東京の姉、トモ子のところへ転がり込んでいる。数日後、咲子はスエ子から、強姦犯は父ではなく後から真犯人があがったと聞かされた。スエ子の家族を離散させた罪の意識でショックを受けた咲子は末吉を捜し詫びようとする。小沢は咲子の過去を聞き、彼女から遠ざかっていく。咲子は偶然、末吉に出会った。二人は列車に乗ると、地方のヘルスセンターに行った。咲子はそこでスエ子を呼ぶ。三人はそこの、剣劇一座と親しくなった。一座が去って行く日、末吉は首をつろうとして、咲子に止められ、二人は体を重ねた。学校に戻った咲子はスエ子から手紙を受け取った。スエ子は学校を休学、末吉と一緒に剣劇一座について旅をしている。スエ子は父親と一緒にいると気持ちが落ちつくという。

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