ライン・ワン

劇場公開日:

解説

グリップス・テアトル劇団で上映されたフォルカー・ルドウィヒ作のミュージカルを映画化したもの。ベルリンの地下鉄ライン・ワンを利用する客、乗務員が繰り広げる歌と踊り。分断されたその当時のドイツの現状、トルコ人労働者の問題などを風刺した内容になっている。

1988年製作/西ドイツ
原題:Line 1 Linie 1
配給:KUZUIエンタープライズ
劇場公開日:1989年11月6日

ストーリー

少女サニーは、ロック歌手ジョニーを訪ねてベルリンにやって来た。ライン・ワンに乗り込み、車内、駅で様々なタイプの乗客に遭遇する。孤独で他に無関心な人々、ナチ高官の未亡人で贅沢に暮らしているおばさんたち、トルコ人、トルコ人を排除する男、少し頭の弱い女の子たち、自殺志願の少女、浮浪者たち、麻薬の売人、共産主義者……。そして、やっとのことでサニーはジョニーに再会したが、そのあまりの変わりように失望し、新たなる真実の愛に目覚めてゆく。

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