劇場公開日 1948年12月

犯人は21番に住むのレビュー・感想・評価

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4.0犯罪と自己顕示欲

2025年7月26日
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監督がアンリ=ジョルジュ・クルーゾーで
脚本がクルーゾーとステーマン(原作者)

「六人の最後の者」と同様にウェンスとミラを
ピエール・フレネーとスージー・デレラが演じている
二人とも更にキャラが強烈になっているような…

ウェンスが神父に扮して説教をたれている処などは
フレネーの舞台人としての姿も彷彿とさせる

彼が潜入するミモザ館!の住人もアクが強い

台詞も面白いし、テンポも良い
監督の研ぎ澄まされた神経みたいなものも感じられる

占領下でのコンチネンタル・フィルムズの映画だが
監督のナチス的なものに対する皮肉が見え隠れしていた

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jarinkochie