街を求めて

解説

フィリップ・ギッブス卿の原作をルシタ・スクーイアー氏が脚色し、ワルター・ニーブール氏が監督したもので、「仇敵の愛」「バグダッドの盗賊」出演のジュランヌ・ジョンストン嬢が主役を演じ、新進のイギリス俳優マルコム・トッド氏とヒュー・ミラー氏とが相手役を演じ「ノラ」出演のオルガ・チェホーワ夫人及びアドルフ・クライン氏が助演している。無声。

1925年製作/ドイツ
原題または英題:The City of Temptation

ストーリー

ロシア大革命の難を逃れてメンコフ将軍は孫娘のワンダと共にトルコのコンスタンチノープルに来た。ワンダは途中の船中で連合軍救助船長ジェームズ・ストーダードと親しくなり、恋に陥って将来をかたく約して別れた。将軍は盗難に遭い、旅館を追出され避難民収容所に宿り困窮した。ワンダは職を求めようとロシアで親しくしていたナスティア伯爵夫人を訪れて相談した。夫人はトルコ人エスーフ・アブヅル・ベイの妾となって安逸な生活を送っていたが、ワンダの美貌はユスーフの眼にとまりワンダを或るロシア・カフェエの踊子にして機会を狙っていた。一月後コンスタンチノープルに再び来たジェームスはワンダの行方を探してカフェエに踊る彼女を見て堕落したものと誤解して去った。ワンダは夫人に哀情を訴えたので夫人は船にジェームスを訪ね事情を話して共にワンダの許に急いだ。折柄ユスーフの口説に悩まされていたワンダを救ってジェームスは将軍に結婚を許可された。

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