モンブランの王者

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解説

「死の銀嶺」「モンブランの嵐」「白銀の乱舞」等と同じく山岳映画の権威アーノルト・ファンクが監督した映画で、脚本もファンク自身がカール・ツィアクの史実小説『パッカール対バルマ』に基いて書き卸した。撮影には「SOS氷山」「白銀の乱舞」のリヒャルト・アングストと「白銀の乱舞」のクルト・ノイバートとが協力して当り、音楽は「青の光」「銀嶺征服」のジュゼッペ・ベッチェが担当した。主役は「SOS氷山」「モンブランの嵐」のゼップ・リストで、新人ブリギッテ・ホルナイが対手役を勤め、その他、「第二の人生」のエドゥアルト・フォン・ヴィンターシュタイン、「銀界縦走」のワルター・リムル、エルンスト・ナンセン、クラウス・ポール、エルンスト・デュムケ、等が助演している。

1934年製作/96分/ドイツ
原題:Der Koning des Mont Blanc

ストーリー

十八世紀の末葉、アルプス山麓シャモニーに生れたバルマは、父がモンブラン征服を志して却って死体となって戻って来た彼の幼ない日から、モンブランに対して征服と復讐との一念を抱いて生長して来た。バルマは、ナポレオンが全欧洲を望んだ様に、彼もモンブランを望んだのである。然し、バルマにも恋があった。その乙女をマリアという。だがバルマの山を望む願いは恋よりも強かった。彼は若い医者パッカールを伴侶として、マリアの嘆きを後に、山を目指して進んで行った。然し、断崖と氷河と嵐とはパッカールの勇気を挫いた。そしてパッカールは遂に前進を断念した。一人残って尚もと登り続けて行ったのはバルマだったけれども、激しい銀色の嵐は、やがては彼の視力を奪ったのである。バルマは身も心も傷き病んで村へと引返さねばならなかった。だが眼はマリアの介抱によって幸いにも癒えた。そしてパルマはマリアと結婚した。再び山へは登らぬという堅い誓いをして。そして暫らくはバルマに平和な生活が続いた。然し、それが破れる時が来た。英国からの登山家が此の山に最初の足跡を残そうというのである。シャモニーに生れ、シャモニーに育ったバルマにとってはモンブランは彼自身の山である。山を最初に征服するのは自分でなければならない。そしてバルマは再び立った。夫の身を気遣って病の床についたマリアを後にバルマは再び山を攀じた。苦闘と不屈の意志と、斯くてバルマは遂いにモンブランの絶頂を踏んだ。だが、その時、麓の村では、マリアは夫の名を呼び続けながら死んで行った。

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