劇場公開日 2022年4月22日

男たちの挽歌のレビュー・感想・評価

全54件中、1~20件目を表示

4.5ジャッキー・チェンのライバルは?

2024年3月31日
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鑑賞方法:DVD/BD

1980年代ジャッキー・チェン全盛期のライバルといえば、ユン・ピョウ?サモ・ハン?否、それはこの作品「男たちの挽歌」!カンフーもユーモラスもありません。あらすじは、裏社会に生きる男達の友情と兄弟愛、以上です。では何故、映画.comのALLTIME BEST1200に選出されたのか?それは、ジョン・ウー監督が創る映像美と演出、主演チョウ・ユンファの放つ大人の男の色気!今や、映画や漫画で当たり前のスタイル「ロングコートに二丁拳銃」その先駆者はユンファが演じる主人公のマーク。裏社会の物語には似つかわしくないはずの「平和の象徴」白い鳩は、男たちを引き立てる。激しく美しいガンアクションは、ジョン・ウィックさえも逃げ出す程のド迫力!正にハードボイルドの代名詞的作品です。あっという間に引き込まれ、続編も観たくなる事間違い無しです!因みに、主人公の使う拳銃ベレッタは装弾数10発前後。何十連発も撃ってるのは、ご愛嬌。

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をりあゆうすけ

4.0しがらみが凄い

2023年9月13日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

・兄弟の葛藤、親友との葛藤もろもろ、凄く良かった。主人公が出所した後、紹介でタクシー会社に就職した際、前科のある人間に就職先はないが、ここでは皆が前科者だから気にすんな!俺はそういう人だけを雇ってるんだ!それに俺も前科者だしな!(確か)っていうのが誰にでも居場所、仲間はいるもんだよな…と少し気持ちが明るくなった。
・主人公がアメリカ人?にスーツケースでドル紙幣と香港ドル?と交換?をしてて商売成立みたいにしていたけど交換しただけでどういう利益が?と疑問だった。相手は本物だったのかな?
・非常に細かい所で主人公たちが一体どこでマシンガンを手に入れたのかが気になった。落ちぶれたとはいえ、そういう繋がりもあると思うけど、入手ルートのシーンが欲しかった。
・兄貴は極道だったけど、父親は何だったんだろうと思った。同業だったら弟も何か察しそうな気がしてくるけど、聞かないままきたらわからないものかもなぁとも思った。でも、凄く仲が良さそうだったから疑問といえば疑問だった。弟が中盤以降、ずっと表情が硬くて主人公は戸惑い、親友は死んだような目っていう表情が良かった。

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ツネ

5.0二丁拳銃‼️

2023年8月28日
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泣ける

興奮

幸せ

当時香港映画といえば、ブルース・リーのカンフー映画、マイケル・ホイのMr.Boo、ジャッキー・チェンのアクション映画、そしてキョンシー‼️そんな中にあって、突如現れたのがこの作品でした‼️香港ノワールと銘打たれた、この傑作アクション映画‼️マフィアの幹部である一人の男の、弟との兄弟愛、親友との美しき友情を、マフィア同士の抗争の中に凄まじいアクションで描き出しています‼️マフィアといっても「ゴッドファーザー」やフランスの「ボルサリーノ」とか「シシリアン」ではなく、日本の深作欣二監督の東映実録やくざ映画に近いというか、影響を受けているのは明白‼️今でこそ世界的な巨匠のジョン・ウーですが、この作品ではまだトレードマークである鳩は飛びません‼️でも銃弾は雨あられのごとく飛び交わせ、兄弟愛と友情で観る者の胸を震わせてくれます‼️そして主役の3人の俳優たち‼️ティ・ロンは言っちゃ失礼だけどフツーのオッサン‼️そんなフツーのオッサンの彼が弟のために、友のために涙を流し、銃を撃ちまくる姿がミョーにリアルでカッコいい‼️レスリー・チャンは兄のティ・ロンと比べたら、本当に同じ遺伝子かと疑ってしまう美青年‼️最初は兄に甘える可愛い弟だった彼が、刑事としての責任感を携えて男前に成長‼️この役が一番当たり役だと思う‼️そしてマーク役チョウ・ユンファ‼️札びらでタバコに火をつける仕草がチョーカッコ良く、二丁拳銃持たせたら映画史上ナンバーワン‼️親友ティ・ロンのために敵アジトに殴り込み、片脚を負傷‼️クライマックスでティ・ロンとレスリーのためにボートをUターンさせ、助太刀に戻るユンファ兄ィ‼️あの胸躍るテーマ曲に乗って船上よりマシンガンを乱射‼️もうカッコ良すぎ‼️「傷ついたこの男を見ろ‼️なぜ許さない⁉️」とレスリーに説教しながら、頭を撃ち抜かれ、ハチの巣にされるユンファ兄ィの姿に本物の男を見た‼️この瞬間、ユンファ兄ィはジャッキーと並ぶ香港映画界のツートップになったのです‼️あ〜、グラサンかけて楊枝くわえて、モデルガン二つ構えて横っ飛びしたなぁ・・・‼️この後香港映画界の悪しき風習で焼き直しの亜流作品が大量にレンタルでリリースされ、私の中の香港ノワール熱は急激に冷めたと思われた1989年、「男たちの挽歌」を凌ぐ大傑作「狼/男たちの挽歌・最終章」が登場‼️再びジョン・ウー監督とユンファ兄ィの前にひれ伏す私なのでした‼️

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活動写真愛好家

3.0王道マフィア映画

2023年7月28日
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マフィアとしての矜恃とか、男たちの絆とか、派手な銃撃戦とか、もうザ王道ってかんじだ……

レスリーチャン目当てで観たけど、やっぱかっこいいし美しいし色気あるわ。フレッシュで初々しいレスリーもいいね。

ちなみに余談やけど、主人公が芸人のかまいたち山内に似すぎてて、めちゃくちゃ気が散った笑

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ケロケロケロッピ

兄弟や男同士の距離が近すぎ

2023年5月6日
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て気持ち悪い ちょっと感覚的に見ていられなくなったのでドロップアウトしたキャンセルした。

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タンバラライ

4.0兄弟が主役かと思ってたらマークの方が主役やったんか、なんか劇団ひと...

2023年4月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

兄弟が主役かと思ってたらマークの方が主役やったんか、なんか劇団ひとりに見える(笑)
えっ、でも続編どうなんの?
マシンガン、撃ってみたい(笑)
スタチャン無料放送

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はむひろみ

5.0すんごい綺麗に鼻血出よる。

2022年9月20日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

刑事を目指す弟のために裏社会から足を洗おうとした矢先、裏切りによって警察に捕まってしまったホーが出所してから何とか足を洗おうとするも色々と巻き込まれてしまう話。

香港ノワールの原点という謳い文句に釣られて見て、やはり最高に面白かった。奇抜なアクションはもちろんだけど、やはりこの時代らしい音楽が好きだわ。わっかりやすく悲しい曲調になったり、大袈裟に場面を煽ったり、音楽が楽しい。

そして完全に主役を食ってるマーク役のチョウ・ユンファよ。彼の魅せる全ての表情に私は惚れた。最初ブイブイいわせてるいかつい男から一転、足が悪くなって落ちぶれてしまったマークがホーと再開した時に思わず泣いてしまうあの表情!思わずこっちも泣きそうになった。

ラストのガンアクションでホーを助けに戻ってくる時の不敵な笑みに、死に際キットの頬を優しく触る手!あぁ全部が美しい。笑

そんなマークを引きたてているのも真っ直ぐを貫く主役のホーと兄にて真っ直ぐすぎる弟のキットに、オフビートにずっと悪人な元部下、4人が良いバランスでそれぞれ良い味出してるからなのよね。

そんで片目にガーゼつけてマシンガンぶっぱなしてるのがジョン・カーペンターの『ニューヨーク1997』みたいと思って見てたら、なんか音楽もジョン・カーペンターっぽく聞こえてくる。

やっぱり笑えるところもあって、マーク顔面殴られて鼻血がブシャーーと綺麗に出るとことか、さっきまで瀕死だったのにマーク撃たれた瞬間にムクっと起き上がるホーめちゃくちゃ面白かった(笑)あんた全然動けるじゃんよ(笑)

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せつこん

5.0

2022年8月27日
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3人の男くさい熱いドラマ。昭和の東映映画を思わせ、突っ込みどころ満載だが
細かいところはどうでもよくなるほど、名作。特にティ・ロンに泣く

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shin68

2.0べつに観なくてもよかった

2022年6月21日
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鑑賞方法:映画館

評判になった映画なので、もっとクオリティーの高い、重厚な作品を期待して映画館に足を運んだのですが、違いました。
キャラの濃い男たちと、彼らが織りなす物語を観ていると、脂っこいものを食べ過ぎたときのようにちょっと胸が悪くなっちゃいました。
まあチープさと、アクションシーンの迫力は、じゅうぶんに味わえましたが……。

というわけで、人生の残り時間が少なくなった中年以降の方には、あまりオススメできません。
この世で観るべき映画はほかにたくさんあります。

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peke

4.0何十年ぶりかで観てしまいました

2022年5月12日
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鑑賞方法:映画館

以前ビデオ?で観た切りで、その時の印象だけが残っていた作品
あらすじも忘れていましたが、話が進むにつれて思い出していく快感
チョウ・ユンファが未だ嫌味が無い時代の代表作
しかし、本来の主役は彼じゃないんだろうな
もう一回見たくなりました

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シネパラ

3.5殺すね、殺すね。

2022年5月11日
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当時はこの撃ち合いシーンが売り物だったんだろう。40年近く前のものだから、古く見えるのは仕方が無い。ちょっとドリフのコントか?と思わないこともなく…

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Oyster Boy

4.5ジャンルスタンダードを築いた

2022年5月11日
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2022年劇場鑑賞31本目 傑作 77点

劇場にて4Kリマスター版を鑑賞。

古い作品なので配信で観れますが、今作はちゃんと劇場で鑑賞できて良かった。

まず物語の組み立てが上手い。そして日本国外の作品だと役者さんの顔の判別がつきづらくいつも苦戦しますが今作はそれがなかったからよかった。

観葉植物に拳銃を隠すシーンはもう今作の代名詞と言えるシーンで、他にも印象的なシーンが多い。

この手の作品はわたくしの背骨であり今もこれまでもこれからも一番好きなジャンルですが、それのスタンダードを気づいただろう今作を現代の画質で劇場で観れて良かったです。

是非。

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サスペンス西島

4.5今作るのなら〝女たちの挽歌〟

2022年5月6日
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鑑賞方法:DVD/BD

この有名な邦題は昔からよく馴染んでいたのになぜか見逃してきた映画です。

なるほど、色々なところで語られているように今見ても間違いなく傑作。

斬新性だけなら、後から作られた映画によって上書きされていくので、どことなく色褪せていくものですが、そんなことを考えている間もなく引き込まれていくのです。

たぶん、3人が3人とも泥臭いからです。
格闘技的にも拳銃の使い手としても特別優れているわけでもないのに強い。なぜか。
それは決断の強さ。
やるならやると決めた時の揺るがなさ。
そういう強さをホーとマックが見事に体現し、お子ちゃまだったキットも理屈でなく身体的に身につける。

男が男らしさを追い求める、それを口に出してもジェンダー的な配慮が要らない時代。
ノワールと言われる分野の映画は、どうしてもギャング系が主流で、男たちが血で血を洗う、そんな危険な世界から抜け出せない男を見守るしかない女、犠牲になるしかない女。
そういう図式があるので、〝今〟を舞台にしたものは作れない気がします。作れたとしてもスターウォーズに出てくる酒場みたいに科学技術と関係なく、雰囲気はレトロ。

今の20代の若者が見たらどう受け止めるのか。
ちょっと気になるし、聞いてみたくなりました。

ジェンダー的配慮なしで最後にひとこと。
タクシー会社の社長❗️
あなたこそ男の中の男でした。

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グレシャムの法則

5.0昔の興奮があっという間に蘇る

2022年5月4日
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鑑賞方法:映画館

 大学生の時、レンタルビデオで鑑賞してたちまち虜になった作品。見終わった後、友達を電話で呼び出して、もう一回見て、興奮を分かち合った。

 その『男たちの挽歌』が4Kリマスター上映されるというので、楽しみにしていた。冒頭に流れるテーマ曲を聞くだけで、最初に見た時の興奮が蘇ってくる。イケイケだったマークとホーが、落ち目になって受ける屈辱をためにためて爆発させるラストのカタルシスは、チョー気持ちいい。このシリーズを全部4Kレストア上映して欲しいな。

 それにしても、チョウ・ユンファの真っ赤になった顔は、劇団ひとりに似てるな。

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bion

4.0古い映画を映画館で観るのも👍

2022年5月3日
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香港と台湾を舞台とした反社会的組織のストーリー。僕は反社会的勢力を否定派ではない。よっぽど自民党政権の方がヤクザより頼りない…。それに日本の舵取りも中途半端で、この映画でも出てくる警察のような国家権力の後ろ楯がないと何も判断できない輩。一度こういった組織に政治をさせてみるのも良いかも🎵
友情と兄弟愛がテーマ。今こんなに友情や兄弟愛を大切にする人はいるのかな…。裏切り、裏切られが当たり前になった現代人に是非とも観て欲しい。金では買えない見えないモノ。絆を再認識させられた!

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ろくさん

5.0何度も家で観ている作品だが、映画館で観るのは初。そして、ストーリー...

2022年5月3日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

興奮

萌える

何度も家で観ている作品だが、映画館で観るのは初。そして、ストーリー全部わかってるのに泣ける。
4K感は、まるでないのが、まあ。
ラストバトルで戻ってきたマークの笑顔、やはりカッコいい。
やはりホーとマークのイチャイチャは良いね。
当時の香港や台湾映画の、余韻ゼロの終わり方に懐かしさ。

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高城剣

3.0もっと早く観たかった

2022年5月3日
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この漢臭さ、当時は新鮮だったんだろうなぁ…と頭では理解出来るのですが、やはり今の時代に初めて観た身としてはどうやっても凡作感が拭えませんでした。
リアルタイムとは言わないまでも(公開当時は小学生でしたので)、もっと早く観ておけばしっかり衝撃を受けられたんだろうなぁ…

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克晴

5.0感無量

2022年4月30日
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鑑賞方法:映画館

ようやく劇場で観れた。ビデオやDVDでは何回も観てきたけど、唯一映画館鑑賞がなかなか出来なかった。
この作品を知ったのは、丁度香港アクションブームがおちついた94、5年頃、中古店で何気なく手に取った瞬間からずっと思い入れの強い作品です。

敢えて作品のことは触れません。

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エンジェル・ハート

4.0アットホームハードボイルド

2022年4月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

単純

興奮

初めて鑑賞。ハードボイルドアクション系なんだけど流れる音楽が、ね。80年代の日テレ系ドラマを彷彿とさせるような。マークも劇団ひとりにしか見えな~い。古き良き80年代。バンザーイ!

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印刷局員

4.0時代を感じさせない、ことはないかな。

2022年4月27日
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鑑賞方法:映画館

なつかしいあの時代。
チョウ・ユンファが人気出たのがよくわかる。
かっこいい。

音楽、映像、今見ると時代を感じさせる。
ガン・アクションシーン以外のドラマ部分の演出はいかにも当時の香港映画。
タクシー会社に乗り込まれて我慢するところは、東映の任侠映画。

もっと観ていたいと思うくらいで終わったのがよかったのかな、もっと作ってくれたから。
今の映画や小説はディテールにこだわって長すぎる。

こういうのを観ると、午前十時の映画祭の選定は素晴らしい。どの作品も時代を感じさせないですよね。

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大吉