劇場公開日 2022年4月22日

「今観るとコテコテに古臭い」男たちの挽歌 バラージさんの映画レビュー(感想・評価)

2.5 今観るとコテコテに古臭い

2025年11月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

単純

興奮

ジョン・ウーやチョウ・ユンファの出世作として有名な作品だが、『Ⅱ』のほうを劇場公開時に先に観て、そっちがいまいちだったんで1作目のほうは長く観ず、21世紀になってから確か00年代にNHK‐BSか何かで初めて観た。エミリー・チュウが出てるんだが彼女の記憶が全く無く、もう1回観てみようかなどうしようかなと迷ってたら『Ⅱ』共々BS12で放送したんで録画して再観賞。

1回観たもののぼんやりとしか覚えてなかったんだが、今回改めて観るとチョウ・ユンファじゃなくティ・ロンが主演なんだな。ユンファはせいぜい準主演ぐらいで、ティ・ロン、レスリー・チャンに続く3番手といった位置づけ。『Ⅱ』もユンファじゃなくティ・ロンが主演で、なんじゃこりゃ?となったんだが、1作目からしてそうだったのか。日本の配給会社がユンファのほうが主演のように見せかけたんだろう。最初に観た時も多分そう思ったんだろうけど、もうすっかり忘れてる。

うーん、なんというか今になって観るとコテコテに古臭い作風だなぁ。香港ニューウェーブ作品の1つで製作当時は新しい映画だったんだろうが、時代と共に古臭くなっちゃったのかも。音楽もこれまたことごとく古臭い。ウーは小林旭などの日活映画の大ファンだというのは有名な話だが、この映画はむしろ高倉健とかの東映任侠映画に近い(観たことないけど)。ドンパチはさすがになかなかだが映画全体として見るとドンパチだらけの映画ではなく、あくまでストーリーで見せようとしてる。だが、そのストーリーもヤクザ映画とかでよく見るようなありがちな話だし、特に新しさは感じなかった。作りもまだ荒くて低予算感もあるんだが、実際には当時の香港映画としては中~高予算だったらしい。

お目当てのエミリーだが、どうせウーのことだから女を描くのが下手くそで魅力的に描けてないから印象に残ってなかったんだろうと思ったらやっぱりその通りでした(レスリーの恋人役)。やっぱりウーの映画は趣味に合わんなあ。

バラージ
バラージさんのコメント
2025年11月14日

コメントありがとうございます。僕はジョン・ウー監督でも『レッドクリフ』2部作なんかは面白かったんですがね。全体的な傾向としてはどうも……といった感じです。

バラージ
あんちゃんさんのコメント
2025年11月14日

共感ありがとうございました。私もジョン・ウー、ダメなんです。決定的に駄目になったのはM:I-2からなんですがね。

あんちゃん
PR U-NEXTで本編を観る