劇場公開日 2022年4月22日

「日本でもこういう映画が多かったらなぁ。」男たちの挽歌 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0日本でもこういう映画が多かったらなぁ。

2022年4月25日
PCから投稿

今年119本目(合計393本目/今月(2022年4月度)29本目)。

アマプラなどで(4Kではなく、当時のものを)見られるのは知っていましたが、ストーリーの確認のためあらすじだけさくっとみて(無料公開分)、テアトル系列に。
4Kデジタルリマスター版ということなので、ストーリーに足したり引いたりはなく、映像の乱れやフィルムの修復を行っていたりという程度のものであるようです。

 ※ 入場者特典に「英雄本色」と書いたチラシが渡されたのですが「本色」って何なんでしょうか…。

確かに4Kリマスター版ということで若干の音や映像の向上はありますが、ストーリーそのものが変わるわけではないので、一般版(当時版)でいいやとみなして、アマプラなどで見るか、4Kリマスター版に価値を見出して1900円(一般の方の場合)払うかはわかれるかな…とは思いますが、最近なぜかしら4Kリマスター版上映が多いところ、この作品は「それなりに」リマスターされていた点は良かったです。

ストーリーもひねりも少なく、当時、熱狂的に映画館で立ち見(当時はできたらしい。今は消防法などうるさいので)が出る程流行ったそうです(実家情報)。なるほどなという印象です。大人の営みとかどうでもいい部分をカットして、ストーリー…といっても、結局はノワールアクションなので、結局は撃ち合いになりますが…という部分にすぐに飛ばしてくれるので、「あまり考えることがなく見ることができる」という点では高評価かと思います。むしろリマスター版である以上勝手にストーリーを出すほうが問題ですし。

 ※ テアトル系列さん(テアトル梅田さん)って、どちらかというとフランス・イタリア映画(観るだけでなく、考えさせるタイプのものが多い)を多く流すのですが、「ほぼほぼ一本道で見る「だけ」の超娯楽映画」が来るのもアンバランスである意味笑っちゃいました。

 もとのリマスター版であることも考慮して採点は下記のようしました。

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 (減点0.1) 香港・台湾がメインです。当然漢字圏の国です。リマスター版という事情もあるので、明確に字幕などをあれこれ足したりはできません。漢字圏なので、多少の看板の翻訳漏れなども「ある程度は」想定はできますが(繁体字が多いことによる)、全てではないですし…。

ただ、街の看板に何と書いてあろうが、結局はノワールアクション、要はアクションものというカテゴリであり「字幕不足があるかな」といっても減点幅はこの程度でしょうね。
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yukispica